相棒10 第7話 「すみれ色の研究」

放送日:2011年11月30日

テレビ朝日|相棒season10
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あらすじ

公式

女性研究員が首を吊った状態で発見された。
後日、「父は疑われているのでしょうか?」と右京のいない特命係に一本の電話が入る。
出たのは尊。電話の相手は女子高生。
父親(柴俊夫)というのは、女性研究者の共同研究者だという。
電話を受けた尊が研究室へ向かうと、なぜかそこにはすでに右京の姿があった。
女子高生の父親は右京の大学時代の友人だという。
その父親を庇うようにも見える右京の言動に尊は反発し、1人で捜査を進めるが…

ゲスト:柴俊夫

ネタバレあり

  • 右京は大学でチェス部で一緒だった加藤から連絡をもらい、話を聞きに行く。加藤は右京に「研究費の横領を調べてほしい」と頼む。
  • 美咲(加藤の娘)から特命係に電話があり、「父は疑われているのでしょうか?」と質問。神戸が会って話を聞くと、倉田(加藤の共同研究者)の自殺の記事に右京の名刺が挟んであり、加藤を疑っているのではないかと思った。恵子(美咲の母)もかつて加藤と共同研究を行っていたが、8年前南米で突然死んだのと似ており、疑う気持ちが消えないとのこと。
  • 神戸が米沢に話を聞くと「倉田は不正をしていて、その発覚を恐れて自殺したようだ」という。
  • 右京は農林水産省で補助金について調べ、身分をかたり「自社が委託した研究とそちらでの研究データが食い違っているので協力してほしい」と桑原(加藤の研究所の所長)に探りを入れる。
  • 神戸が倉田について加藤に話を聞いていると右京も登場。神戸が疑問を口にすると右京は「さしたる確証もなしに疑いをぶつけるべきではない」とたしなめるが神戸は加藤のアリバイを確認。加藤は「毎日終電まで作業している」と回答。
  • 右京は「加藤の学生時代の友人」として助手に話を聞く。加藤は仕事が終わった後施設を勝手に使って自分の研究をしているようだ、とのこと。
  • 右京は米沢に倉田の捜査資料を見せてもらった後、部屋も調べる。首をつるためのものは他にもあるのにわざわざ掃除機の電源ケーブルを切ったこととクローゼットの白衣が1着だけクリーニングしていないことに疑問を抱く。
  • 神戸は加藤の資料を見て、同じ時間に同じ実験室で2つの実験が行われていたことに気付く。それを桑原に告げて倉田に不正の協力者がいると思われると告げると、桑原は調べると約束。
  • 「桑原が辞めて逃げた」と加藤から右京に連絡。右京が神戸に「軽率な行動は慎むよう言ったはず」と責めると神戸は「お言葉ですが、自分が間違っているとは思わない」と反論。
  • 右京が加藤と話をしていると、神戸が入ってきて加藤に倉田が死んだ日のことを詳しく聞くと、右京は「ここには来ないよう言ったはず」と制す。神戸は「自分だってそれなりの根拠があって言っている、少しは信用してくれてもいいだろう」と反論し、右京は「フフフフフ、君のことを信用に足ると思ったことは一度もない」と返すと神戸は激高して右京を殴る。右京は傷害および器物損壊の現行犯として電話で応援を要請、神戸に「君はもう警察官ではない、犯罪者」と告げ、神戸は逃走。右京は加藤に実験中の植物も証拠品として預かると宣言。
  • 米沢が証拠品をトラックの荷台に積み、右京は加藤を連れて別の場所へ。誰もいなくなったところで竹山(加藤の研究室の研究員)が植物に薬品をかけようとしたところで神戸が確保。そこに右京と加藤も戻ってきて、倉田を殺したのは竹山、桑原と倉田が組んで不正をしていたことを知っていて遺書を書いた、竹山は研究室にいたとアリバイを主張するが倉田が殺された場所は研究室、倉田が植物でけがをしたのがその証拠でそれをごまかすために掃除機の電源ケーブルをカッターで切って(カッターで誤ってけがをしたように見せて)首をつる道具にした、倉田の私物にあった指輪の購入者を調べたら竹山だった、などと突き付けると、竹山に倉田殺害を認めさせる。
  • 右京、神戸、加藤で会話。犯人が証拠の植物を管理していたため、持ち出すために一芝居打ったことを右京は認める。また、「加藤も研究をやめさせようとした桑原を排除するために右京を利用した、加藤は白血病の研究を密かにしていてそれを続けたいのではないか、恵子の本当の死因は急性型成人T細胞白血病、倉田が死んだ日に持ち帰った資料もそれに関するもの」と突き付けると、加藤は「恵子が感染していると知って研究を始めた、それで研究テーマを変えて東大の研究所を辞めることになった、南米に行った際に発病して恵子は死んだ」と話す。神戸は「それで美咲は苦しんでいる、どうして真実を話さないのか」と聞くと、右京は「母子感染で同じウイルスに感染しているのでは」と聞く。加藤は「まだあの子を救ってやれない」と泣くと、右京は「君が話してくれたロレンツォのオイルの話を思い出した」という言葉を残して立ち去る。
  • 神戸は美咲に「加藤は倉田の死に関係なかった、母親は白血病で死んだ、詳しくは自分自身で確かめて」と話す。
  • 美咲が加藤にどうしてうそをついたのか聞くと、加藤は「今日は早く帰る、帰ったら話そう」と答える。
  • 「ロレンツォのオイル」とは、「ある銀行員の息子が5歳の時、余命2年という難病にかかり、銀行員は仕事を辞め、一から生化学を勉強し、菜種やオリーブからオイルを作り、息子に与える。そのおかげか、息子はそれから25年も生きた」という話。
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感想/気になる点など

  • 美咲が見つけた右京の名刺、「警部」ってなってるけど、15年ぶりに会ったのなら名刺を渡したのは15年以上前のはずで、1999年の時点で警部補だったけど。
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キャスト

水谷豊:杉下右京
及川光博:神戸尊
川原和久:伊丹憲一
大谷亮介:三浦信輔
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
六角精児:米沢守
柴俊夫:加藤誠(財団法人植物遺伝子工学研究所植物細胞機能研究室研究員?)
久ヶ沢徹:竹山学(財団法人植物遺伝子工学研究所植物細胞機能研究室研究員)
岡野真也:加藤美咲(誠の娘)
伊藤高:桑原博(財団法人植物遺伝子工学研究所所長)
西山聡:鈴木隆明(財団法人植物遺伝子工学研究所植物細胞機能研究室研究員)
舟木幸:加藤恵子(美咲の母)
笹峯愛:倉田真理(帝都燃料株式会社研究員)
古賀清:中川浩一(帝都燃料株式会社職員? 倉田の上司?)
石川美帆:宝飾店店員
エリカ・萩原:南米の看護師
志水正義:大木長十郎
久保田龍吉:小松真琴

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主な複数回出演者

相棒 複数の役で出演した人(シーズン10)
「相棒に複数の役で出たことのある人」、シーズン10出演分です。第1話「贖罪」田野良樹・居酒屋の常連客(相棒2第14話)・記者(相棒4第21話)・議員会館の警備員(相棒7第3話)・タクシー運転手(相棒10第1話)・村上(AEGIR警備保障課長...
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ロケ地

劇中の場所 撮影場所
植物遺伝子工学研究所 茨城県霞ヶ浦環境科学センター
帝都燃料株式会社(外観) 新宿モノリス
竹山学が倉田真理へのプレゼントを買った店 クレエ・イジマ
加藤美咲が通う学校 品川エトワール女子高等学校
神戸が加藤美咲に声を掛けた場所 明治神宮外苑 いちょう並木

<撮影場所ごとのまとめ>
クレエ・イジマ:竹山学が倉田真理へのプレゼントを買った店
茨城県霞ヶ浦環境科学センター[HP]:植物遺伝子工学研究所
品川エトワール女子高等学校[HP]:加藤美咲が通う学校
カフェ スペーラ:神戸と加藤美咲が話をした喫茶店
明治神宮外苑 いちょう並木[当ブログの記事]:神戸が加藤美咲に声を掛けた場所
新宿モノリス:帝都燃料株式会社(外観)

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