放送日:2011年11月23日
あらすじ
公式
伝説のジャズシンガー”ミス・アンルーリー”こと安城瑠里子(研ナオコ)の復活ライブ。
そのステージの休憩の合間に、ライブをサポートしていたイベント会社社長・鎌谷充子(西山知佐)が遺体で見つかった。
充子はライブハウスのビルの5階から転落した事故死のように見えたが、偶然ライブにきていた特命係の神戸尊(及川光博)は、遺体のそばで無傷の携帯電話を発見。充子が持って転落したのなら無傷のはずがない。
疑問を抱いた杉下右京(水谷豊)と尊は捜査を始め、ステージを終えた瑠里子に事情を聞くが、「次のツアーのことで、充子ともめていた」と自分から話すなど、挑戦的で一筋縄ではいかない瑠里子の証言に振り回される。
さらに司法解剖の結果、転落した際に付いた傷の多くに生体反応が無いとう報告書があがってきた。充子は死亡した後に転落したことになり、他殺の疑いがますます強くなる。
なぜ瑠里子は、復活ライブを支援してくれた充子を殺害する必要があったのだろうか?
仮に瑠里子が犯人だとすれば、死亡推定時刻などから、瑠里子は犯行後も後半ステージで歌っていたことになる。尊から事件当夜の瑠里子のステージの様子を聞いた右京は、不自然な点に気づく。ゲスト:研ナオコ
ネタバレあり
- 伝説のジャズシンガー「ミス・アンルーリー」こと安城瑠里子の復活ライブ。そのライブ後、イベント会社社長・鎌谷充子が遺体で見つかる。
- 神戸がそのライブを見に行っており、遺体発見現場に出くわす。転落死のようだが、遺体のそばに落ちていた携帯電話が無傷なことを疑問に思い、右京を呼び出す。
- 右京と神戸が瑠里子に話を聞くと、ライブの休憩中に鎌谷から楽屋に電話があったこと、そして「次のツアーのことで鎌谷ともめていた」と証言。
- 司法解剖の結果、転落前に死亡していたことが判明。
- 瑠里子に話を聞くと、右京らはその日のライブに誘われる。
- 右京が神戸にライブで歌った曲を聞くと、リバイバルヒットした「When Love Kills You」を歌わなかったことを思い出す。
- 保管庫を調べて血痕が検出され、犯行現場と特定される。
- 伊丹らが瑠里子に任意同行を求めるが応じず、ライブを行う。
- ライブで右京は「When Love Kills You」をリクエストし、瑠里子は披露。
- 森脇のトランペットを持ってきてミュート(「When Love Kills You」の時のみ使用)を突きつけ、「森脇は本番前に保管庫で音出しをしていた際に鎌谷ともみ合いになり殺した、瑠里子は鎌谷の死体とミュートを見つけて何があったか悟って鎌谷の携帯電話から自分の楽屋に電話をかけて休憩までは生きているように偽装して鎌谷を事故死に見せ掛けようとした、ミュートをライブ中には渡せなかったので『When Love Kills You』を歌えなかった、森脇は鎌谷に脅されていたのではないか」と迫ると森脇は認め、連行される。
- 瑠里子は「森脇がいないと歌えなかった。ジャズシンガーとして輝けるのは森脇のアレンジと演奏と、自分の後ろに森脇がいる時だけだった。再結成してからは自分が望むように歌えた。少しでも長くあの場所に立っていたかった。ただ歌いたかっただけ」と動機を告白。支配人から「客が誰も帰らず待っているからアカペラで1曲でも」と頼まれるが、「私はもう二度と歌わない」とアンコールに応えず連行される。
キャスト
水谷豊:杉下右京
及川光博:神戸尊
川原和久:伊丹憲一
大谷亮介:三浦信輔
六角精児:米沢守
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
研ナオコ:安城瑠里子(ジャズシンガー)
真那胡敬二:森脇孝介(作曲家、トランペット奏者)
西山知佐:鎌谷充子(MK音楽事務所の経営者)
油井昌由樹:千葉信義(ライブハウス支配人)
岩本淳:横尾?(ピアノ)
海宝弘之:コントラバス?
大月秀幸:ドラム
まいど豊:山口(元赤坂署刑事)
金澤ゆかり:茂田美枝(ライブハウススタッフ)
宇賀神亮介:仮説の中の殺人犯?
武田和大:サックス奏者
主な複数回出演者
- 真那胡敬二は綿貫甚八(警視庁音楽隊)役で相棒4 第21話「桜田門内の変」に出演。
- 大月秀幸は田ノ上啓の部屋の管理人役で相棒5 第18話「殺人の資格」、新井俊輔(探偵)役で相棒8 第13話「マジック」に出演。
ロケ地
劇中の場所 | 撮影場所 |
---|---|
ライブを行った建物(非常階段のみ?) | 学校法人 松徳学園 東京ファッション専門学校 |
森脇孝介のスタジオ | Void)))lab |
ライブを行った建物(屋上) | 原宿リビン |
<撮影場所ごとのまとめ>
学校法人 松徳学園 東京ファッション専門学校[HP]:ライブを行った建物(非常階段のみ?)
Void)))lab[HP]:森脇孝介のスタジオ
原宿リビン:ライブを行った建物(屋上)
コメント