「誰のための自粛か」という記事

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欧米と日本との違いを指摘している記事なのですが、結論部分が変な感じになっています。

「誰のための自粛か」在欧ジャーナリストが指摘する、欧米と日本の考え方の違い
新型コロナウイルス蔓延に揺れる世界。そのなかでもスペインは、欧州最多の感染者数を記録している。同国を拠点に活動するジャーナリスト・宮下洋一氏も「ロックダウン(都市封鎖)」生活を余儀なくされた。なぜスペインでここまで感染が拡大してしまったのか。日本が欧州の事例から活かすべき教訓は何か。

イタリアもフランスもイギリスも、欧州はとにかく対応が早かった。
人命を守るために都市封鎖をし、データ分析のためにPCR検査を増やし、医療崩壊を防ぐために医療用具を迅速に輸入し、現金給付金の支給など、毎日、ニュースを追っている私さえ気づかぬ間に決まっていた。
日本はどうだったか。すべてにおいて、議論だけが目的のように見えてしまう。都市封鎖の権限があるのかないのか、PCR検査はどこどこの管轄であってできるとかできないとか、マスクが中国にあって日本にないとか、現金にするのかマスク二枚にするのかとか……。
人の顔色を窺ってばかりで何も決まらない。世界一細かな情報と豆知識は、どの国よりも行き届いているように思えるが、優先順位を誤れば大災難を起こしてしまいそうだ。
なぜこれほど違うのか。それは、日本がイタリアやスペインのように、大量の死者や棺の山を見ていないから「焦りがない」としか、私には思えない。
であるならば、このパンデミックの最大の懸念とされる「医療崩壊」が、日本では起きない証拠があるということのように、裏を返せば見えなくもない。
もしその仮説に基づくのであれば、都市封鎖の必要もないだろうし、経済活動の自粛も「8割減」もやめたほうがいいのだろう。欧米の外出禁止令を真似る必要など、一切ないのではないか。
だが、1つだけ、日本人に訊いてみたいことがある。今世紀最大のウイルスの下で、あなたは周囲が自粛するからそうするのか、それとも、あなた自身が自粛すべきだと思うからそうするのか。
欧米人と日本人の考え方の最大の違いは、そこにあらわれているように思う。

要点をかいつまんで、それに突っ込みを入れると、

記事の内容 僕の意見
欧州は対応が早く、日本は遅い そうですね
その違いは、日本がイタリアやスペインのように、大量の死者や棺の山を見ていないから「焦りがない」としか思えない それはあるでしょうね
「医療崩壊」が日本では起きない証拠があるということのように、裏を返せば見えなくもない だから対応が遅いという可能性もなくはないですね
もしその仮説に基づくのであれば、都市封鎖の必要もないだろうし、経済活動の自粛も「8割減」もやめたほうがいいのだろう。欧米の外出禁止令を真似る必要など、一切ないのではないか 「その仮説に基づいている」という根拠はないですし、そもそも「焦りがないとしか思えない」と自分でも書いているのにどうして「その仮説に基づくのであれば」という仮定をするのか理解不能
日本人に訊いてみたいことがある。今世紀最大のウイルスの下で、あなたは周囲が自粛するからそうするのか、それとも、あなた自身が自粛すべきだと思うからそうするのか。
欧米人と日本人の考え方の最大の違いは、そこにあらわれているように思う
米国では外出制限への抗議デモが行われたりして、「自粛すべきと思わなかったら罰則があろうと従わない」という考え方にもなるわけで、一長一短があるのではないでしょうか

こんなところでしょうか。
「欧米の外出禁止令を真似る必要など、一切ないのではないか。」から「だが、1つだけ、日本人に訊いてみたいことがある。」というのもつながらないですね。前の文が「欧米のまねをして外出自粛を始めた」などであれば「だが」というのもわからなくないですが。
結局、何を言いたいのかよくわからないです。「【ルポ】バルセロナ『都市封鎖』」より一部抜粋・編集とのことですが、「ルポ」から「欧米人と日本人の考え方の最大の違い」に強引に話を持って行くのは無理があった、ということですかね。

コメント

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