相棒11 第15話 「同窓会」

放送日:2013年2月13日

ストーリー|相棒 season11|テレビ朝日
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あらすじ

公式

 右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)が歩いていると、一人の老人が右京に「吉村君ではありませんか?」と声を掛けてきた。岩田(近藤正臣)というその老人は元教師で、40年前に廃校になった中学の写真部の同窓会に行く途中だった。同行する元部員の佳奈子(川俣しのぶ)によると、この日欠席の吉村(野添義弘)と間違えているらしい。吉村の古い写真を見せてもらうと、右京とは似ていないのだが…。右京は佳奈子らに頼まれ、吉村になりすまして同窓会に出席することに…。
 会場の日本料理店で座が盛り上がってきた頃、元部員たちから岩田先生にプレゼントがあるという。喜びを露にする岩田だったが、ふと右京が回りを見るともう一つ袋が残っている。元部員の仲川(志垣太郎)によると、仲居さんが玄関に置いてあったと持ってきてくれたとか。どうやら欠席の吉村がプレゼントだけ置いて帰ったらしい。右京はその吉村に成り代わり、プレゼントを渡そうとするが、中には…。
 ひと騒動のあと、捜査一課の刑事らが岩田や部員たちに事情をきくと、40年前の撮影旅行の際、写真部の副顧問をしていた女性教師が事故死していた事実がわかる…。さらには同級生の一人が「姫小百合」という作者が投稿した短歌などを掲載した最近の新聞の切り抜きを持っているのが見つかるのだが…。
 40年前の女性教師の事故死はなぜ起こったのか? また「姫小百合」の短歌に隠された秘密とは?

ゲスト: 近藤正臣 志垣太郎

ネタバレあり

  • 右京とカイトが歩いていると、一人の老人が右京に「吉村君ではありませんか?」と声を掛けてきた。岩田というその老人は元教師で、40年前に廃校になった中学の写真部の同窓会に行く途中だった。同行する元部員の佳奈子によると、この日欠席の吉村と間違えているらしい。右京は佳奈子らに頼まれ、吉村になりすまして同窓会に出席することに。
  • 元部員から岩田にプレゼントを渡すが、袋が残っており、仲川によると「仲居から預かったが、おそらく吉村が置いていったのではないか」ということで右京がプレゼントを渡そうとするが、袋の中に配線が見えたことから爆発物と判断、店を出る。
  • 元部員に話を聞き、40年前の撮影旅行の際、写真部の副顧問をしていた女性教師が事故死していたことを知る。
  • 右京とカイトが岩田に会いに行き、岩田は右京のことをまだ吉村と思っているが、正体を打ち明け、「在りし君思ひて山を見上ぐればつゆ遥かなる夏ぞ忘れぬ 姫小百合」という、爆弾騒ぎで倒れた辻が持っていた短歌を見せる。これは岩田が詠んだもので、「君」は40年前に事故で死んだ教師ではないかと聞くと、岩田は「間宮先生は高嶺の花だった」と答える。
  • 40年前の事故はただの事故ではなかったのではないか、また、短歌が載った日と同窓会の話が出た日が近く、関連を疑い当時の資料を調べる。
  • 仲川と遠山に40年前のことを聞くと、「仲川が崖の方に行ったと間宮にうそをついたら転落死した」とのこと。また、辻は短歌を見つけて岩田に謝り「岩田先生は許してくれた」と言っていたとのこと。
  • 岩田に話を聞きに行き、爆弾の原料にもなる化学肥料を発見。右京は「岩田は自分に注意を向けさせようとしている、生徒の中に犯人がいると思いかばおうとしている」と推理。
  • 吉村が取り調べで「岩田に会っていた」という話をしていたので右京は取り調べに乱入し、「辻と仲川がもめていた」と岩田に話したことを確認。
  • 仲川に話を聞き、友人から「同窓会でも開いて仲直りしたらどうか」という助言をもらって同窓会を開いたと説明。
  • 岩田に会い、右京が「吉村じゃないとわかっていて僕を同窓会に巻き込んだ、目的は40年前のことを謝ろうとする辻を止めること、なぜそこまでして話をさせたくなかったのか」と聞くと「体調が悪い」と言って帰らせる。帰り際、同窓会の通知の手紙を発見。
  • 森田文恵(料亭の仲居)の部屋を訪ね、同窓会の通知が浦和(文恵の住んでいる場所)から出されたこと、「仲川」という字が文恵が書いたものに似ていることから仲川と不倫関係にあるのではないかと指摘、「仲川に確認すればわかる」と認めるように言うと「確かめられるのなら確かめればいい」と答える。そこで仲川の携帯電話に電話をすると隣の部屋から着信音が聞こえ、仲川が倒れているのを発見。
  • 文恵は「5年前、『5年後までに妻と別れて結婚してくれる』と言ったのに奥さんとの間に子どももできて殺したいと思った、それで同窓会を提案してそこで殺そうと思った」と自白。
  • 岩田に会いに行き、「姫小百合の写真はあなたが撮ったものではないのではないか、間宮先生は本当に高嶺の花だったのか、本当のことを話してくれないか」と聞くと、岩田は「撮影旅行に行く前につまらないことでけんかした、謝ることができないまま彼女を失って後悔した、遺族に頼んで最後に撮った写真を現像したら転落死した崖で咲いていた姫小百合の花だった、姫小百合は告白する時に贈った思い出の花で仲直りをするために撮ろうとして足を滑らせた、彼女が死んだのは自分のせいだと思った、同窓会の席で『彼女が死んだのは君たちのせいじゃない、私のせいだ』と言うべきだった」と言う。右京は「真実を話すのは今からでも遅くないと思う」と返す。
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感想/気になる点など

  • 同窓会の案内では開催日は2月19日、爆発物の鑑定を依頼したのも19日だが、鑑識のホワイトボードでは台東区料亭爆破未遂事件の事件日時は21日になっている。
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キャスト

水谷豊:杉下右京
成宮寛貴:甲斐享
鈴木杏樹:月本幸子
川原和久:伊丹憲一
大谷亮介:三浦信輔
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
六角精児:米沢守
志垣太郎:仲川茂夫(廃校になった中学の写真部、弁護士)
大村彩子:森田文恵(料亭の仲居)
野添義弘:吉村肇(廃校になった中学の写真部)
越村公一:辻正樹(廃校になった中学の写真部)
川俣しのぶ:伊東佳奈子(廃校になった中学の写真部)
渡辺寛二:遠山純二(廃校になった中学の写真部)
三輝みきこ:真鍋恭子(廃校になった中学の写真部)
野口雅弘:境浩一(廃校になった中学の写真部)
吉田エマ:山口美知代(料亭の仲居)
小倉百代:間宮寿子(廃校になった中学の写真部副顧問、山で事故死)
田島俊弥:岩田浩司(40年前)
志水正義:大木長十郎
久保田龍吉:小松真琴
宮坂健太:仲川茂夫(中学時代)
柴郁織:辻? 遠山?の中学時代
今川貴生夢:辻? 遠山?の中学時代
近藤正臣:岩田浩司(廃校になった中学の写真部顧問)

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主な複数回出演者

相棒 複数の役で出演した人(シーズン11)
「相棒に複数の役で出たことのある人」、シーズン11出演分です。第1話「聖域」番場祐海・富士富商事OL(相棒2第14話)・NIA(日本国際航空)のCA(相棒11第1話)五王四郎・村井(警視庁総務部長)(相棒2第18話)・佐々木勝久(防衛省総務...
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ロケ地

劇中の場所 撮影場所
同窓会一行と右京が出会った場所 雷門通り
御料理 松乃郷 浅草 茶寮一松
右京とカイトが車で通った道 都道446号線(赤塚公園付近)
右京とカイトが仲川茂夫と遠山純二に話を聞いた店 カフェ コットンクラブ
40年前の事故の前に間宮寿子にうそをついた場所 鳩ノ巣小橋
40年前に事故があった場所 鳩ノ巣渓谷
辻正樹と吉村肇が2人で飲んだ店 酒蔵あっけし
40年前に岩田浩司と間宮寿子が話をした店 喫茶店バンフ
40年前に岩田浩司と間宮寿子がヒメサユリの話をした場所 鳩ノ巣小橋

<撮影場所ごとのまとめ>
浅草 茶寮一松[HP]:御料理 松乃郷
酒蔵あっけし:辻正樹と吉村肇が2人で飲んだ店
鳩ノ巣渓谷:40年前に事故があった場所
鳩ノ巣小橋:40年前の事故の前に間宮寿子にうそをついた場所、40年前に岩田浩司と間宮寿子がヒメサユリの話をした場所
カフェ コットンクラブ[HP]:右京とカイトが仲川茂夫と遠山純二に話を聞いた店
雷門通り:同窓会一行と右京が出会った場所
都道446号線(赤塚公園付近):右京とカイトが車で通った道
喫茶店バンフ:40年前に岩田浩司と間宮寿子が話をした店

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