テイクワンベースとテイクツーベース

SMBC日本シリーズ2022の第2戦で投球がベンチに入り、「テイクワンベース」となりました。

ヤクルト・高津監督 執念継投!12回、木沢暴投で走者生還もラッキー「テイクワンベース」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 3―3の延長12回2死二塁。ヤクルトの8番手・木沢が2ボール2ストライクから投じた5球目、145キロのカットボールが暴投となった。捕手・中村が「やばい!」とばかりにボールを追う背中を見た二塁走者の佐野晧が、三塁ベースも蹴って一気に生還。オリックスベンチは「勝ち越しだ!」と歓喜したが、高津監督は冷静だった。

 実はボールは一塁ベンチに転がり落ちていた。一塁側ベンチから球審に歩み寄った指揮官のアピールで、集まった審判団もルールを確認して、一つの進塁だけ認める「テイクワンベース」を宣告。佐野晧は三塁まで戻された。

僕はツイッターで見掛けただけですが、テイクワンベースなのかテイクツーベースなのか、起点となる塁はどこなのか、きちんと理解せずに騒いでいる人が多いように思いました(きちんと理解していれば騒ぐことはないでしょうけど)。
以前の記事に書きましたが、

テイクツーベース
プロ野球よりは草野球でよく使われる「テイクワンベース」という言葉。送球がベンチやスタンドに入るなどした場合ボールデッドとなり、ランナーが1つずつ進塁できるというものですね。草野球では「テイクワンベース」とされていますが、本当は状況によって「...

テイクワンベース:投手がプレートを踏んだ状態で投げた場合
テイクツーベース:上記以外

つまり、投球を捕手が弾いてベンチに入るなどした場合や、プレートを踏んだままけん制球を投げてベンチに入るなどした場合はテイクワンベース。
打者が打った打球の処理やプレートを外したけん制球がベンチに入るなどした場合はテイクツーベース。
また、どの塁を起点とするかというと、打球を処理した直後の内野手の送球の場合は投球時に占有していた塁、それ以外は野手の手からボールが離れた時に占有していた塁です。

と決まっており、ベンチに入る前に次の塁に到達していたとしても、投球時の塁が起点となります。
「球場にいる客に説明すべき」という意見はさすがに甘えすぎでは、とも思いましたが、審判団が協議した上でランナーを戻したのなら説明はあってもよかったのではないかと思います。
あと、実況、解説がどのように説明したかはわかりませんが、これくらいはきちんと説明できてほしいですね。

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