相棒7 第10話 「ノアの方舟~聖夜の大停電は殺人招待状!狙われた法務大臣・次の標的は豪華客船?」

放送日:2009年1月1日

https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_07/contents/story/0010/index.html
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あらすじ

公式

羽田空港での爆破事件に続き、クリスマスイブの東京都心で大規模停電が発生した。そして、地球温暖化阻止を提唱する環境保護団体から犯行声明文が。日本初の“エコテロ”か?そんな折り、小野田(岸部一徳)が右京(水谷豊)のもとへ法務省官房長補佐官・姉川(田畑智子)を連れてやってくる。行方不明になっている瀬田法務大臣(渡哲也)の息子を隠密裏に探して欲しいという。どうやら環境テロとその息子に関係があるらしい。右京が探り当てたテロに隠された驚愕の事実とは?次なるテロの舞台は豪華客船に…!

ネタバレあり

  • 羽田空港でコンテナが爆破される事件が発生。事件から20日ほどして環境テログループ「ジャッカロープ」(地球温暖化阻止を提唱してCO2削減のためには直接行動も辞さない)の犯行声明が警視庁に届く。
  • 都内で停電(爆破で電線が切断される)が発生し、またジャッカロープの犯行声明が警視庁に届く(どちらの犯行声明にも「契約の虹」という、聖書の「ノアの方舟」の中の言葉が使われる)。
  • 停電で爆弾が設置された場所に侵入したマンホールから発見された腕時計が瀬田法務大臣(民間登用の大臣で弁護士、弁護士として国家賠償裁判や冤罪事件を担当、一審で国が敗訴した不法投棄裁判では上告しない方針を示す)が息子の和哉(地球環境学の准教授、熱心な環境活動家で学生時代にジャッカロープのメンバーと面識あり)に贈ったものと同一(かなり珍しいもの)であり連絡も取れないため瀬田は小野田に探すよう依頼し、小野田は右京に探すよう依頼。その際、法務省の姉川が右京を手伝うことに(名目は人事交流)。姉川は「和哉が腕時計を持っているという情報は止めてもらっているがそれが明るみに出る前にテロリストではないということを証明しなくてはならない」と意気込む。
  • 右京と姉川は和哉の部屋、爆破現場、和哉の勤務先の大学を回って手掛かりを探すと、大学で和哉は「菱河コーポレーションでプレゼン」と言っていたという。
  • 菱河コーポレーションで社長の山本と遠藤に話を聞くと、和哉は菱河サポートファンド(環境活動に対して助成金を出すプロジェクト)に応募してきたが特に変わったところはなかったという。また、右京らが来る前に警察が来ており何かあったか聞くと、「停電の際に不法侵入があって通報した、空港事件でも被害があった(三つ爆破されたコンテナのうちの一つが菱河コーポレーションのもの、コンテナの中身は環境省から助成を受けて試作した装置だったがテロや天災の場合は免除という特約があって助成金の返還なし)しジャッカロープに狙われたのではないか」と言われる。
  • ジャッカロープのアジトが判明し、捜査一課が突入して確保。逮捕されたメンバーは所属大学はバラバラだが皆大学関係者と判明。全員黙秘して和哉との関係はわからず。
  • アジトで採取された指紋から逮捕された以外にもう1人手袋をしていた人物がいた可能性があり、捕物の最中にジャッカロープの資金が入った口座から全額引き下ろされていたことからその人物がリーダーと考える。また、部屋にあった雑誌の上でメモを書いたとみられ、調べたら「北新宿 WE 1900 OAB クモ 720」という文字が浮かび上がる。
  • ・「和哉がテロに関与している可能性が高まる」という記事が出て瀬田は辞任を決意。それを聞き姉川も諦めようとするが、右京の「まだ真相は明らかになっていない、研究室にあったマウスなどから和哉は左利きと思われるが左利きであれば時計を右腕に巻くのに現場には左腕に巻いた時計が落ちたようになっていたことから誰かがわざと残した、誰かが和哉をテロリストに仕立てようとしている、至る所に和哉が怪しく見える証拠が置いてあったのが気になっていたが『和哉が関与』という記事が出て確信した」という説明を聞いて姉川は再び右京と行動を共にする。
  • 和哉の研究室のパソコンから爆破現場の情報や路線図、電車を狙う犯行声明文と思しき文書が見つかり、捜査一課は次回のテロは鉄道を狙うと考える。大河内が「北新宿 WE 1900 OAB クモ 720」というメモ書きから「OAB」は「推論だがOperation Attack
    Bomb」、「水曜日(WE=Wednesday)19時に北新宿駅に到着するクモ720が存在する」と指摘。当日は水曜日であり爆発物の捜索などに乗り出す。
  • 右京は「WEはWest Exit(西口)」「アジトのカレンダーに書かれた時刻は12時表記であることから1900は時刻ではないと思われる」「誰かがジャッカロープとやりとりをする際にコインロッカーを使っていたのではないか」と考えて北新宿駅西口へ行くと1900番のロッカーがあり、調べるとロッカーの裏に封蝋(現在ではパーティーの招待状などの封に使われる)の一部が見つかる。
  • 右京と姉川は「OAB」の意味を考えるが、姉川はたまらず「パーティー会場を当たってみる」と飛び出す。
  • 右京は「BはBerth(バース、船舶が着岸し荷役を行う岸壁や桟橋)でOABはOという頭文字の埠頭のAバースという意味」と気付く。Oの頭文字の埠頭はお台場(東京港)と大桟橋(横浜港)の二つあり、姉川に連絡したら横浜にいたので大桟橋に向かわせる。
  • 姉川は大桟橋に行き、招待状を見せてもらうとロッカーに残っていたものと一致。右京に連絡すると右京は「そのパーティーの主催は菱河コーポレーション、あなたは危険だから戻ってください」と言うが姉川は無視してパーティーが行われる船(ロイヤルウイング号)に乗り込む(招待状を持っていないため追い払われそうになるが、偶然社長と会って入れてもらう)。
  • 右京も出航に間に合い、姉川と合流。右京は「この船の部屋には自然物の名前が付けられており雲という名前のダイニングルームがあった、7時20分に待ち合わせているのだろうが現在は施錠されており受賞セレモニーが終わるまでは入れない」と説明する。
  • 捜査員は北新宿駅構内および「クモ720」の車内を捜索するが19時を過ぎても何も起きず。
  • 右京と姉川が「雲」の部屋に行くと菱河サポートファンドの受賞者などがいた(元々はこの部屋を使う予定はなかったが当初使う予定だった部屋の空調に不具合があり急遽使うことになった)。部屋には山本、遠藤、根津(和哉と同じ大学の非常勤講師)、野上(雑誌の編集者で和哉のことも取材)、天野(受賞者)らがおり犯人の見当はつかなかったが、アジトのメモの「O」の字が下から書き始められていることから受付の乗客名簿を確認。根津と天野がメモと同じの2人が同様であるとわかるが、「雲」に戻ると根津の死体が見つかる。根津の持っていた招待状を見ると封蝋がコインロッカーに残っていたものと一致、右京は「非常勤講師としていろいろな大学に行っていた根津ならジャッカロープのメンバーを集めることも可能」と納得。
  • 右京は「根津は空港爆破事件の首謀者、根津は駅を使ってある人物と連絡を取り合っていたがその人物が根津を殺した犯人」と指摘して遠藤に指紋の照合の許可を求めると遠藤は「駅のコインロッカーなんて」と言い、右京は「なぜコインロッカーとわかったのか」と指摘。また、「犯人の手に血液が付着した可能性があるがきれいに拭き取ったつもりでも検査すれば必ず反応がある」とも言って追い詰めると遠藤は「これは事故」と弁解(遠藤はプロジェクトに損失が出て穴埋めに金が必要となり助成金を受け取りながら何も開発をしなかった、助成金を返金しなくて済むように根津にコンテナ爆破を依頼した、根津にさらなる金を要求されてつかみかかったら根津がナイフを出してきてもみ合ううちに刺してしまった)。助成金免除の特約は環境省の役人が絡み、それは議員からの依頼だったことから右京は「環境問題に乗じて私腹を肥やすなどエコテロリストと何も変わらない」と叱責。
  • 遠藤を船の一室に監禁。その際、「遠藤が根津を呼んだのではない」と確認。右京は「誰が何のために根津を呼んだのか」と疑問に思う。
  • 和哉の携帯(発信場所は東京湾)から警視庁に「ロイヤルウイング号に爆弾を仕掛けた」「契約の虹」などと電話が入る。
  • 和哉の携帯から脅迫電話があったことが船長に伝えられ、右京と姉川もそれを知ったが、その頃に船で爆発が起き、船内はパニックに。
  • 姉川が「和哉は環境省の助成金も自分で取ったと聞いている」と言ったのを聞き、右京は姉川に「誰から聞いたか」と質問、姉川は「野上から聞いた」と答える。そして瀬田に連絡を取るよう頼み、話を聞く。右京は「和哉の部屋に助成金の通知のファクスは来ていたが和哉の留守のことで和哉も見ていないはずで野上が知っているのは和哉の留守の間に部屋に入った犯人だから」と姉川に説明する。
  • 爆弾騒ぎで遠藤も監禁を解かれるが、野上が爆弾で脅して遠藤を捕まえ、関係者やマスコミを「雲」に集める。右京が「雲」に来て野上に「あなたの目的は遠藤に過去の事実を認めさせること、当初はここに根津を呼んでいてそこに遠藤を連れてきて暴露させようとしたがこの部屋に多くの人が集まったどころか遠藤が根津を殺して捕らえられてしまった、そのためパニックを起こして遠藤を外に出そうとした、全ては四国のあの村から始まった」と言うと、野上は「30年前にこの男の工場が流していた毒に家族は殺された、村に工場ができて潤ったが母が死に近くの人も同じ病気で死んでいった、父は近所の大学に頼んで原因物質を突き止めたが工場は相手にしなかった、父は裁判を起こすことにして引き受けたのが瀬田だったが瀬田立ち会いの下で調査したが原因物質は出ず瀬田は諦めて逃げた、結局一度も裁判にならないまま父は母と同じ病気で死んだ、遠藤の身辺を探っていて根津との関係(爆破の依頼)を知った、和哉に水質汚染の工場の話をして誘って人けのない所で襲って荷物などを奪い停電の爆破の現場に時計を残すなどして和哉が関与しているように装い瀬田を失脚させようとした、父は謝りながら死んだがその原因となった瀬田が法務大臣になるなんて許せなかった、妹が半年前に死んで復讐を決めた」などと語る。右京が爆弾を捨てるよう促すと野上は走り出して自爆しようとするが姉川が飛びついて倒し、確保。右京が「あなたの行為は決して許されるものではないがそれ以上に許されないのは罪を償うこともせず命を絶って自らを終わらせようとすること」と責めると野上は「これ以外の終わり方はなかった」と泣く。
  • 伊丹らが和哉を保護。
  • 右京と姉川が拘置所の野上と面会。裁判をできなかった本当の理由は遠藤が原告団にお金を渡した(ある人には100万、ある人には50万、ある人には渡さないなど)ことで原告団がバラバラになったこと、しかしそれで裁判を諦めたらリーダーであった野上の父が世間の非難を浴びるため瀬田が自分を悪者にすることで野上の父を守ろうとしたのだろうと説明。野上はそれも受け入れようとしないが、そこに瀬田が来て「大臣は辞任する」と切り出し、さらに「裁判を取り下げる前にあなたの父と会った、『私が悪い』と言ったのに対して『あなたは正しい』と言わなければならなかったのにそれができなかった」と謝罪。野上は「謝らないでください、それじゃ父と一緒、僕だってあなたのせいじゃないってことぐらいわかってる」と泣き崩れる。
  • 瀬田は不法投棄裁判に決着をつけてすぐに辞任。姉川はしばらく法務省を続けることに。
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感想/気になる点など

  • 小野田が右京に瀬田和哉捜索を頼んだのは少なくとも停電の2日後(おそらくは28日で4日後)なのに、小野田は「昨日の停電」と言う。
  • 右京と姉川(田畑智子)が瀬田和哉(渡邉邦門)の部屋に行った時に「今日は(12月)28日」と発言。その後、大学に行くけど、学生多すぎじゃない? 2008年12月28日はあと3日で大みそかという日曜日。なのに、まるで授業でもあったかのように学生がうじゃうじゃいる。もっと閑散としてなきゃおかしいんじゃない?
  • 大学から菱河コーポレーションに行った時には夕焼け模様。その後、ジャッカロープ(テロ組織)のアジトに行った時には外は明るい(夕焼けよりも前と思われる明るさ)。同じ日のはずだし、時系列はどうなってるのかな?
  • 「ジャッカロープの資金が入った口座から全額引き出されていて、それは捕物のあった最中だ」と米沢は言うけど、見せられた資料で引き出された日は12月24日。「捕物」があったのは28日と思われる。どうなってんだよ、米沢!! あと、500万円以上をいっぺんに引き出せるものなの? それと、例によって土日にも振り込みがあったことになってる。相棒の世界では、土日でも振り込みが行われるって設定?
    ※追記

  • 冒頭の花の里での新聞記事、見出しだけで中身は別物というか、こういうのでは実在の団体名などは出さないものなのにトヨタ自動車、日産自動車、小林製薬、早稲田大学などの名前が載った記事が。
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キャスト

水谷豊:杉下右京
益戸育江(高樹沙耶):宮部たまき
川原和久:伊丹憲一
大谷亮介:三浦信輔
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
六角精児:米沢守
神保悟志:大河内春樹
志水正義:大木長十郎
久保田龍吉:小松真琴
片桐竜次:内村完爾
小野了:中園照生
岸部一徳:小野田公顕
田畑智子:姉川聖子(法務省官房長補佐官)
中本賢:野上昶(フリーライター)
三浦浩一:遠藤室人(菱河コーポレーション環境事業推進部長)
野仲イサオ:根津秀雄(帝都大学地球環境学研究科非常勤講師)
浜田晃:山本平蔵(菱河コーポレーション社長)
松浦佐知子:笠村由紀子(衆議院議員)
伊藤正之:中田一郎(環境省地球環境局課長補佐)
武発史郎:天野克久(受賞者)
三田村賢二:阿藤富士夫(ロイヤルウイング号船長)
岸博之:野上孝三(昶の父親)
渡邉邦門:瀬田和哉(帝都大学地球環境学研究科准教授)
国枝量平:磯部(法務省事務次官)
大村波彦:ロイヤルウイング号機関士
長尾奈奈:ロイヤルウイング号乗務員
窪園純一:内閣官房長官
北見誠:記者? リポーター?(ロイヤルウイング号で脅されて取材)
橋沢進一:ホテルコンチネンタル横浜フロント係
桜木ひろ子:野中昶の母親
江藤大我:樋口秀和(ジャッカロープメンバー)
東谷柊一:野上昶(少年期)?
山田洋:脅迫の電話を受けた捜査員
浜幸一郎:ロイヤルウイング号の乗客?
西沢智治:山岸正一(甲谷大学非常勤講師、ジャッカロープメンバー)
八巻博史:受付(ロイヤルウイング号)
平井恵助:記者(官房長官の記者会見)
石塚良博:記者(官房長官の記者会見)
中村建彦:報道クルー(カメラマン)
若林秀俊(若林秀敏):カメラマン(ロイヤルウイング号で脅されて取材)
新虎幸明:東京拘置所刑務官
梶雅人:音声(ロイヤルウイング号で脅されて取材)
亀田夏絵:バイオリン奏者?
崔樹瑛:バイオリン奏者?
松田麻実:バイオリン奏者?
石垣江里:バイオリン奏者?
田島華乃:バイオリン奏者?
田島綾乃:バイオリン奏者?
渡哲也:瀬田宗明(法務大臣)

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主な複数回出演者

相棒 複数の役で出演した人(シーズン7)
「相棒に複数の役で出たことのある人」、シーズン7出演分です。 第1話、第2話「還流」 西ノ園達大・所轄の刑事(相棒1 第5話)・三原健夫(沢村映子の夫)(相棒3 第10話)・神埼(ディレクター)(相棒4 第10話...

ロケ地

ロイヤルウイング[HP]:ロイヤルウイング号
山野美容専門学校[HP]:菱河コーポレーション
東京薬科大学[HP]:帝都大学
ホテルコンチネンタル横浜[HP]:姉川聖子がパーティーの招待状を確認したホテル
川崎マリエン(第1会議室、研修室、廊下、第7会議室)[HP][当ブログの記事]:警視庁(会議室、捜査本部、廊下)、警察庁(官房長室)
さいたまスーパーアリーナ(地下関係者通路)[HP]:東京拘置所 廊下
東映東京撮影所(技術館前〜No.5ステージ裏の駐車場、V1ステージ前、本館 1階 No.6ステージ側の部屋)[当ブログの記事]:停電直前に伊丹らがいた場所、捕まえたジャッカロープのメンバーを車に乗せた駐車場、遠藤室人と野上孝三が話をした部屋(工場長の部屋)
明治神宮外苑 いちょう並木[当ブログの記事]:小野田が瀬田宗明と会った場所
都道14号線(中の橋交差点):右京と姉川聖子が瀬田和哉の部屋に向かう途中で通った道
国道20号線(高井戸付近):右京と姉川聖子が爆破現場に向かう途中で通った道
北習志野駅(東葉高速鉄道):北新宿駅
首都高速 神奈川線:姉川聖子がタクシーで通った道
中華街:姉川聖子がタクシーで通った道
横浜港 大さん橋[HP]:ロイヤルウイング号が出航するターミナル
cafe BIOT:野中昶が瀬田法務大臣就任の記事を見た喫茶店
赤倉山 龍蔵寺:野中の家族の墓がある寺
衆議院憲政記念館(国会前庭)[当ブログの記事]:ラストで右京と姉川聖子が話をした場所

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