放送日:2005年3月9日
第17話
あらすじ(ネタバレあり)
- ヒロコに誘われ、右京と亀山は芝居見物へ。帰り際、ヒロコは店の常連というプロデューサーの川島に頼み、女優のななみの楽屋へ。サインをもらっていると、電話が入り、今回の舞台の脚本を書いた劇作家の武が自室で何者かに殺されたという。
- 現場に乗り込み、現場検証に合流。魚住(寿司屋の出前)に話を聞くと、昨日武は部屋にいたと証言(劇場から武のマンションまでは車でも1時間はかかる)。
- 劇場に戻って川島に話を聞くと、死亡推定時刻にはゲネプロを行っており、武からはその時間に電話があった(電話中、下の階の工事の音もした)。また、武は「今度せりふをいじったら殺してやる」と言っていた、とのこと。
- 米沢から「武は特上寿司を頼んでいたが、胃の中からウニとアワビが検出されなかった」と報告。
- 劇場で寿司をもらって特上寿司と比較すると、劇場の寿司はウニとアワビがなかった。
- 魚住に話を聞き、玄関前に金が置いてあり、インターホンでのやりとりのみだったことを確認。
- ななみに会い、「武は別の場所で殺されたようだが、あなたはこの劇場の近くで殺し、武の遺体を運んだのではないか」と推理を披露。しかしななみは「なぜ武は部屋にいるかのような偽装工作をしたのか」と否定。帰り際、「武が持っていたはずの万年筆が見当たらず、殺害現場か運んでいる途中で落としたものと思われる」と「捜査情報」を漏らしてしまう。
- 千秋楽が終わった後、舞台に残るななみと話をする。万年筆が武のマンションの駐車場から見つかったが、実は万年筆の話はうそで、右京がななみの楽屋に置いていったものだった。武は自らのアリバイを作ってななみを殺しに来て(楽屋で待ってる時に置いてあった寿司を食べた)、ななみは楽屋で絞殺されそうになったところを近くにあったナイフで武を刺して難を逃れたが武は死亡。そこで武のアリバイ工作を逆に利用して武の死体を部屋に運んだのではないかと迫るとななみは認める。
感想/気になる点など
- 栗原ななみ、人にはセリフがどうたら言うくせに「いつから私が犯人だってわかったの?」って、ちょっとおかしくない? 「いつからわかってたの?」か「いつわかったの?」じゃない?
キャスト
水谷豊:杉下右京
寺脇康文:亀山薫
鈴木砂羽:奥寺美和子
高樹沙耶(益戸育江):宮部たまき
川原和久:伊丹憲一
大谷亮介:三浦信輔
山中たかシ(山中崇史):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
六角精児:米沢守
高畑淳子:栗原ななみ(女優)
中丸新将:武龍一(劇作家)
市川勇:川島弘基(舞台のプロデューサー)
深沢敦:ヒロコ(ゲイバーのママ)
江端英久:魚住次朗(寿司屋の出前)
宮沢紗恵子:ミカ(栗原ななみの付き人? 舞台のスタッフ?)
志水正義:大木長十郎
岩本淳:舞台俳優?
久保田龍吉:小松真琴
主な複数回出演者
- ヒロコ(深沢敦)は相棒1 第3話「秘密の元アイドル妻」、相棒1 第6話「死んだ詐欺師と女美術館長の指紋」、相棒2 第20話「1/2の殺意」で登場。
- 中丸新将は今井貞一役で相棒3〜警視庁ふたりだけの特命係に出演。
- 江端英久は刑務官役で相棒2 第21話「私刑」に出演。

相棒 複数の役で出演した人(シーズン3)
「相棒に複数の役で出たことのある人」、シーズン3出演分です。第1話、第2話、第3話「双頭の悪魔」山口剛・菅原謙次(逃亡中の覚醒剤の売人)(相棒2〜警視庁ふたりだけの特命係)・鹿手袋を刺した男(相棒3第1話)研丘光男・所轄の刑事(相棒1第7話...
ロケ地
| 劇中の場所 | 撮影場所 |
|---|---|
| 武の住んでいるマンション | 杉並区のマンション0101 |
| 栗原ななみがスタッフと行った焼き肉屋 | 叙々苑新宿中央東口店 |
<撮影場所ごとのまとめ>
杉並区のマンション0101:武の住んでいるマンション
叙々苑新宿中央東口店:栗原ななみがスタッフと行った焼き肉屋
コメント
相棒3 第17話 「書き直す女」を視聴しました。
その中で気になる読み方があったので、お知らせします。
『幕間』ですが、ドラマの中で何度も「まくま」「まくま」と繰り返していたのでとても耳障りレでした。(字幕も「まくま」でした)
「幕間」は、「まくあい」と読むのが正しく、「まくま」は間違いのはずです。
私が気に入っている俳優「水谷豊」だけでなく「高畑淳子」も「まくま」と言っていたので、とて残念でした。
正しい日本語でのドラマを見たいです。よろしくお願いします。
以上
コメントありがとうございます。
そうそう、「まくま」の連発は僕も気になりました。
正しいかどうかはさておき演劇業界ではそれで定着してしまっているのかな、などと思ったのですが、それでも指摘するのが杉下右京なのでそこは「まくあい」と言ってほしかったですね。そういうやりとりをする尺がなかったのかもしれませんが。