相棒20 第18話 「詩集を売る女」

放送日:2022年3月9日

第18話「詩集を売る女」2022年3月9日(水)|ストーリー|相棒 season20|テレビ朝日
『相棒 season20』ストーリー。2022年3月9日(水) よる9:00~9:54放送、第18話「詩集を売る女」
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あらすじ

公式

“起きていない事件”を追う特命係
その捜査過程で亘が凶刃に倒れる!

亘(反町隆史)が飛び出す―――そして、ナイフを手にした女の前に立ち塞がった次の瞬間、胸を突き刺されて…!? 36時間前。警視庁では、AIの活用や事件の防止に関する研修が行われていた。その帰路、街を歩いていた右京(水谷豊)と亘は、踏切前でうつろな目をした女性を見掛ける。気になった2人は、女性を見守ることに。すると、マキ(太田莉菜)というその女性は、『千里一歩(せんり・かずほ)』というペンネームで、手作り詩集の路上販売を始めた。そこに、カタギとは思えない風体の男が近づく。聞き耳を立てると、どうやら男は出所間もないヤクザ者らしい。ますます気になった右京は、民事不介入を訴える亘を説得し、マキを尾行。彼女が血相を変えて手にした雑誌には、KAZHO(篠原真衣)という気鋭のデザイナーの特集記事が掲載されていた。

詩集を売る女性と気鋭のデザイナーの関係は!?
亘は、誰に、なぜ刺されてしまうのか…
“悲しい事件”を防ぐため、特命係が奔走する!

ゲスト:太田莉菜

ネタバレあり

  • 冠城がナイフを持った女の前に飛び出し、刺される。
  • (事件発生の36時間前)AIの活用や事件の防止に関する研修が行われる。
  • 研修後、右京と冠城が歩いていると、踏切前で線路に今にも飛び込みそうな女(マキ)を見掛け、見守ることに。
  • (事件発生28時間前)マキが詩集を売っており、右京が購入(詩集は『あたし』という題名でペンネームは千里一歩<かずほ>)。購入後も近くで見ていると男がマキに話し掛け、マキと別れた後に電話で「娑婆に出てきたはいいけど組は解散した、でも実はちょっと金づるを見つけた」と話すのを耳にする。
  • マキが手にした雑誌にはKAZHOというデザイナーの特集記事が掲載されているのを確認。マキはネットカフェに入り、ALISH(KAZHOが勤める会社)の電話番号を調べて手の甲にメモする。
  • 翌朝(事件発生12時間前)右京は詩の「羽が土地を赤く染めた」「怒りも哀しみもない」という言葉から「赤羽 喜楽 酒場」で検索すると「小料理屋 喜楽路」がヒット。角田に前日見掛けた男の特徴を告げて調べるよう頼んでから喜楽路に向かう。
  • 冠城はネットカフェの前で張り込みをしていたが、青木を呼び出し、マキが出てきたので青木を車に残して歩いて尾行開始。
  • 右京が喜楽路に行くと店の大家がいて話を聞くと、大村澄江(女将)が前日心筋梗塞で亡くなり、マキという子(店に来て2年ほど、訳あり、澄江に詩の手ほどきを受けた)がいたが救急車が来た後姿を消したという。また、マキの写真を見せてもらい、何やら手紙のようなものも発見する。
  • 公衆電話でマキがAKISHに電話するとKAZHOは不在だが8時ごろ戻ると言われる。
  • マキがナイフを買おうとしているところに冠城が接触し、手の甲にメモしてある番号(ALISHの電話番号)を読み取る。
  • 冠城から連絡を受けた右京はKAZHOに会って話を聞くが狙われる心当たりはないという。右京がKAZHOの本名を確認すると「千里一歩」で、KAZHOを狙っている女は同じペンネームで詩集を書いていることを告げると村川陽子(AKISH代表)は「この間も怪しそうな男が近づいてきた」という話をする。
  • 前日マキに話し掛けた男の素性が判明(大倉という名前で、刑務所に入る前はホームレスに生活保護を受けさせて保護費をかすめ取ったり戸籍を売らせたりしていた)し、角田から右京に電話。そこに伊丹も割り込んできたので右京は伊丹に協力を仰ぐ。
  • (事件発生2時間前)ALISHの入っているビルの前で詩集を売るマキに、冠城が偶然を装って話し掛け、詩集をもらう。そこに車が来て、KAZHOが降りるのをマキは確認。
  • 右京と伊丹、芹沢が合流。伊丹らは千里一歩の身元を調べていたが、高校時代の写真を見るとマキであった。そこへ大倉が現れたので話を聞くと、マキ(千里一歩)の戸籍を売ったこと、前日会った時にKAZHOが戸籍を買った人物で載っている雑誌を教えたことを認める。「KAZHOをゆすっているのでは」と指摘すると大倉は逃げようとするが芹沢が取り押さえる。
  • マキはALISHに電話し、「あたしの名前で生きてるあんたが許せない、会うつもりがないならマスコミにばらす、近くの朝見公園で待ってる」とKAZHOを呼び出す。冠城はマキの様子をうかがっていたが、ずっと待たされて怒った青木に邪魔をされてマキを見失う。しかし「心当たりがある」と公園を目指す。
  • (事件発生直前)冠城と青木が公園に到着。そこにちょうどKAZHOも現れ、マキはナイフを握る。止めるべく冠城が飛び出したが、冠城はマキを殺そうとしたKAZHOに刺されて倒れる。しかし胸に詩集を入れており、軽傷で済む。
  • KAZHOは取り調べで「学校にも通えずずっと家の中で洋服の絵を描いていた、15歳の時に母親が死んだがほったらかしにして家を出た、どうしても自分がデザインした洋服を作りたくて死に物狂いで働いて金をためて戸籍を買った、もっと目立たない名前の方が都合良かったけど今の名前が好き、ずっと千里一歩のままでいたかった」などと供述。
  • 右京は「自分が死んだ後もマキに店を続けてほしい、詩を書くことも」などと書かれた澄江の遺言書と通帳をマキに渡し、「あなたの詩に救われる人がどこかにいるはず。自分の名前に戻ってもう一度一から人生を始めてください」と語り掛ける。
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感想/気になる点など

  • 赤羽中央街の横断幕、実際には「新型コロナウイルスへの対策」「3つの密を避けましょう!」と書いてあるけど、放送では図というか記号というか、そんな感じに処理。まあ、大変ですね。
  • 「小料理屋 喜楽路」の隣が「べえ」。こてまりの目と鼻の先じゃないか。 ※よく見たら「喜楽路」(居酒屋おかげさま)の隣に見える看板は「べえ」への案内のようで、そこは「べえ」ではないようです。実際は「喜楽路」の裏といえばいいですかね、少し奥に入った所にあり、こてまり(の入り口)はさらに奥、といった感じで。まあ、「目と鼻の先」には変わりありませんが。
  • ナイフを買ったのはリヴィンオズ大泉店っぽいけど断言できない。一度行ってみたい、というかあの辺行ったらすごく楽しそう。
  • 右京は大倉に「今度出所してきたら」と言ったけど、大倉がKAZHOをゆすったというのは推測であり、証拠は何もないのでは? とりあえず任意同行を求める(暴れてぶつかったから公務執行妨害で逮捕した?)のはいいとして、刑務所に入る前提で話をするのはどうなのか。
  • KAZHOはどうして戸籍を買ったの? 戸籍なかったの? 死に物狂いで働いて金ためるより行政に相談した方がよかっただろうにと思うけど、母親が死んだのに通報もせずに逃げたから捕まると思ったのか? そもそも「戸籍を買う」とはどういうことなのか。マキ(売った側)は手出しできなくなるの? KAZHOがマイナンバーカードを作ってしまうとマキは手を出せなくなりそうな気もするけど。
    ※追記

  • 公式サイトの伊丹、芹沢、角田の画像。撮影場所は川崎マリエンのように見えるけど、今回の彼らの出番は組対五課(セット)でのもののみ。もしかして川崎マリエンでも撮影したのにカットされた?
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キャスト

水谷豊:杉下右京
反町隆史:冠城亘
森口瑤子:小出茉梨
川原和久:伊丹憲一
山中崇史:芹沢慶二
山西惇:角田六郎
浅利陽介:青木年男
小野了:中園照生
太田莉菜:マキ(詩集を売る女)
篠原真衣:KAZHO(ALISH、ファッションデザイナー)
日向丈:大倉則之
片桐夕子:大村澄江(小料理屋 喜楽路 女将)
三田村賢二:西山正人(喜楽路の大家)
クノ真季子(久野真紀子):村川陽子(ALISH 代表取締役)
久保沙由李:KAZHOのアシスタント(マキからの電話をKAZHOに取り次ぐ)
三尾珠子:KAZHOの母親
豊森ちはや:KAZHOのアシスタント(マキからの最初の電話を受ける)
小澤葵:スタジオモデル

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主な複数回出演者

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ロケ地

居酒屋おかげさま(四谷):小料理屋 喜楽路
書泉グランデ[HP]:マキが雑誌を買った店
川崎マリエン(研修室)[HP]:警視庁(研修を行った部屋、マキと話をした部屋)
三河台公園[HP]:朝見公園(冠城が刺された公園)
赤羽中央街:マキが歩いていて花を見つけた場所
長者丸踏切:右京と冠城がマキを初めて見た踏切
大泉学園駅前:マキが詩集を売っていた場所、マキがALISHに電話した場所(1回目)
塩谷ビル(水道橋):ネットカフェ ラッキー(外観のみ?)
三崎神社通り:ネットカフェ ラッキー前の道
明店街(赤羽):マキが喜楽路を出た後に歩いた場所
都道412号(フランスベッド六本木ショールーム前付近):冠城がマキを尾行しつつ右京に電話した場所
東映東京撮影所(No.7ステージ、No.7ステージとNo.3ステージの間):KAZHOが撮影に使ったスタジオ、右京が伊丹と電話しながら歩いた場所
恵比寿ビジネスタワー(前):マキがKAZHOが帰ってくるのを見張っていた場所
新宿2丁目の路上(第2成光ビルの前):大倉を捕まえた場所
角筈橋(近く):マキがALISHに電話した場所(2回目)

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見逃し配信(無料)

テレ朝動画|テレビ朝日
まるごと配信!ネットテレビ テレビ朝日の動画サイト『テレ朝動画』

視聴期限:2022年3月16日 20:00まで

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次回予告

テレビ朝日【相棒 season20】2022年3月16日(水)よる9:00~放送/<最終回スペシャル>前篇 2分PR

2022年3月16日(水) よる9:00~10:04
最終回スペシャル前篇
第19話『冠城亘最後の事件―仇敵』

コメント

  1. 朝吉 より:

    ・大倉はマヌケな事に、通行人がいるにもかかわらず(しかもよりによって右京と亘)、大声で「金づる見つけてよ」と携帯で話してましたので、それがまず状況証拠となり、さらに任意同行を求められてもシラを切ればいいものを、短気を起こして暴れようとしたので合わせ技一本というところでしょうか。出所して間もないのに恐喝をはたらいたとあっては、執行猶予なしの有罪と見たのでは。
    ・戸籍を買った動機は推測するしかありませんが、学校にも通わせてもらえなかったのでおっしゃる通り無戸籍児だったか、母親が憎くて完全に別の存在になりたかったのか…。詳細は語られませんでしたけど、15の女の子が一人で普通に生きていけたとは思えず、相当悲惨な時期があったと想像してしまいます。
    ・戸籍を買った側は確かな身元を得られますが、売った側は目先の金を得る代わりに根無し草になるわけですからね。手出しできなくなるかどうかというと、大倉に教えられるまでマキは自分の戸籍の購入者であるKAZHOの事を知らなかったようですし、売った側が買った側を強請らないように、仲介者はお互いを教えないのが仁義…なのかな?
    しかしいくら出所したばかりで金が無いからって、早々にKAZHOを強請りに行った大倉はやっぱりマヌケです。
    ・私の疑問点:「羽が土地を赤く染めた」「怒りも哀しみもない酒場」というフレーズから、「赤羽」の「喜楽路(『喜怒哀楽』から『怒』『哀』を引いた『喜楽』)」を見つけ出す右京の異常な推理力は一体どうなってるんですか?
    冒頭の「これからはAI捜査の時代」に対するアンチテーゼ?

    • vsd1104 より:

      朝吉さん

      ・「金づる」と言っても恐喝していると決まったわけではなく、KAZHOに会いに来た男も大倉と確認したわけではなく、KAZHOが被害を訴えているわけでもなく。総合的に見て怪しいとは思いますが、あれだけで「刑務所行き」を明言するのはやっぱり違うと思います。
      ・KAZHOはああなるまでいろいろと大変だったんでしょうね。マキは最後救われる感じになりましたが、KAZHOも救われてほしかったと少し思います。マキを殺そうとしたのに殺人犯にならずに済んだ、という部分は少し救われたのかもしれませんが、あれだって右京が「あなたに危害を加えようとしている人がいる」と言わなければ殺そうとしたかわかりませんし。いや、電話でのマキの様子では右京から話を聞いてなくても殺そうとしたかもしれませんが。
      ・「マキが手を出せないか」というのは、「マキが千里一歩の戸籍謄本を入手したり戸籍の情報を変えたりできないのか」という意味で言ってまして。そもそもマキのような場合、親が死に、高校を中退した後戸籍をどうやったらいじれるのだろうか、という疑問になるでしょうか。有効な身分証明書がないように思うのです。そこから何かしらの手続きができるのであれば、「戸籍を売った」としてもどうにかできるんじゃないかな、と。そういうことをさせないように大倉みたいのが間に入ってにらみを利かせるのかもしれませんが。
      ・実際に赤羽という地名の由来(諸説あるうちの一つ)として「多くの朱鷺が飛来しており、その朱色の羽が土地を染めたことから」という説があるようです(https://www.touri-h.co.jp/kita-tiiki/200622/)。それを知っていればあの詩から「赤羽」は容易に想像できるでしょうし、「悲しみ」ではなく「哀しみ」となっていたのが「喜怒哀楽」を思い起こさせたと考えることもできるかな、と思います。そもそも確信を持って調べたわけではなく、「下手な鉄砲」(とはいえそれなりに考えた上で)の一発目として調べたら当たった、ということかと。でも、今回の場合、AIであれば「赤羽」にはすぐにたどり着けるでしょうし、赤羽に関する書き込みを調べて前日に喜楽路の女将が救急車で運ばれたというところにもたどり着くかもしれません。「喜楽路」というのが「喜怒哀楽」から「怒」と「哀」を取ったものと気付けるかは微妙ですが。

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