相棒13 第16話 「鮎川教授最後の授業・解決篇」

放送日:2015年2月18日

相棒 season13|テレビ朝日
「相棒season13」公式サイト
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あらすじ

公式

 右京(水谷豊)と美彌子(仲間由紀恵)が、大学時代の恩師・鮎川(清水綋治)に監禁されていることを知った享(成宮寛貴)たちは、必死に行方を追っていたが、いまだに場所を特定できずにいた。いっぽう、悦子(真飛聖)は、享との間に子供を授かったことを峯秋(石坂浩二)に告げるが、そこで思わぬ事態が! その頃、右京は、一同を解放しようとしたことで、同じように監禁されてしまった家政婦の黎子(石野真子)から、鮎川と出会ったきっかけを聞いていた。黎子いわく、2人の間に恋愛感情はなく、鮎川からの要望で家政婦として働くようになったという。 そうこうするうち、再び地下室に鮎川が現れ、時間切れを告げる。彼は一同を監禁した後、「なぜ人を殺してはいけないのか」という命題を突きつけ、満足のいく回答が得られなかった場合、誰かを撃ち殺すと宣言していたのだ。「僕の中に眠っていた悪魔が目を覚ました」という鮎川。右京は、享が助けに来てくれることを信じ、大きな賭けに出るのだった。

監禁された右京と美彌子に、恩師の暴走を止める術はあるのか?
相棒の窮地に奔走する享の救いの手は届くのか?
人々の思いが交錯する中、意外な真実が明らかになる!

ゲスト:石野真子 清水綋治

ネタバレあり

  • 右京は解答を作成しながら黎子に話を聞く(2012年の暮れに鮎川のフェイスグッドにコメントを書いたら返事があり何度かやりとりするうちに家政婦となった)。
  • カイトらは右京が携帯電話を使った時の基地局がカバーしている地域に鮎川名義の家がないか調べるがなく、黎子名義で調べたらあったのでその家を調べに行く。
  • 鮎川は右京と美彌子の答案を読むが結果は二人とも落第。そのため「自分を裏切って右京らを逃がそうとしたから」と黎子を撃とうとするが、黎子は鮎川から護身用に渡されていた銃で鮎川を撃って殺す(鮎川は「自分が殺した動物たちが復讐に来るかもしれないから、襲われたらこの銃で身を守れ」と渡していた)。カイトらが駆け付け全員保護。
  • 右京は鮎川と黎子の関係が気になり調べると、黎子は養女で、実の母親は黎子を産んですぐ亡くなっていたが、黎子の母親は鮎川と付き合っていたが別れていた。
  • 悦子は妊娠が判明したが、検査の際異常が見つかり精密検査すると白血病と判明。
  • 黎子は不起訴(銃刀法違反は起訴猶予)となり釈放されると、右京らが待ち構えており話を聞く。黎子は鮎川が父親と知っており接触した、昔鮎川に殺されかけ(おろせと迫った)、フェイスグッドで鮎川の写真を見て「多くの動物の命を奪っているんだな」と殺意を覚えたが実行には移せなかったと告白。それに対して、鮎川は黎子の殺意に気付いていて毒物を用意し殺されようとしていたが黎子が実行しないので今回の監禁事件を起こして自分を殺させようとした、「なぜ人を殺してはいけないのか」という課題も黎子の心のかせを少しでも取り払おうとしたもの、と事件の真相を説明。その上で、右京が「あなたが引き金を引く瞬間、本当に殺意はなかったか? ここで撃たなければ殺されると思って引き金を引いたか、それともここで撃てば殺せると思って引き金を引いたか?」と問うと、黎子は「その瞬間、殺意はあった」と認める。
  • 黎子は「正当防衛ではなく殺人罪で裁かれたい」と収監される。
  • 美彌子は右京に「黎子が引き金を引いた瞬間は頭の中は空白で殺意があったかなかったかわからないのではないか、杉下の追求でその瞬間に殺意があったと気付いた気になってしまったのではないか」と疑問を提起。

第15話「鮎川教授最後の授業」の続き。

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感想/気になる点など

  • 令状もなしに建物に入っていいの?
  • 許可なくDNA鑑定をしていいの?
  • 黎子「人は殺さないまでも多くの動物の命を奪って人生を過ごしているんだな、と抑えようのない怒りが込み上げてきました。初めて、具体的に殺してやりたいと思いました」って、自分だって生きるために肉食ってるでしょ? それが殺意につながるのは理解できないな……
  • 追記

  • 美彌子の娘のマリアって漢字で真利愛って書くの?
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キャスト

水谷豊:杉下右京
成宮寛貴:甲斐享
鈴木杏樹:月本幸子
真飛聖:笛吹悦子
川原和久:伊丹憲一
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
六角精児:米沢守
石野真子:御堂黎子
清水紘治:鮎川珠光(東京大学法学部名誉教授)
斎藤歩:溝口誠(弁護士)
奥田達士:江田哲男(東京大学法学部教授)
佐藤裕:小松崎啓三(財務省幹部)
片岡信和:吾妻義之(東京大学法学部准教授)
沼田爆:双葉春榮(東京大学法学部卒)
大家仁志:御堂純一(御堂不動産社長? 御堂黎子の弟)
曽川留三子:産婦人科医
田上唯:御堂好子(黎子の母)
志水正義:大木長十郎
久保田龍吉:小松真琴
江森正明:関東法務局桧原支局職員
佐藤智美:帝東医科大学病院看護師
柴田明良:江口昴輝(帝東医科大学病院医師)
吉野実紗:警官(刑務官?)
仲間由紀恵:社美彌子
石坂浩二:甲斐峯秋

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主な複数回出演者

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ロケ地

劇中の場所 撮影場所
峯秋と悦子が話をした場所 ホテル椿山荘東京
悦子が救急搬送された病院(外観のみ?) 三楽病院
三楽病院(幸子と悦子が話をした場所) 東映東京撮影所 喫茶室
関東法務局檜原支局 外観 滑川町図書館
法務局窓口 滑川町役場(総務政策課)
右京らが監禁された建物 箱根アルベルゴバンブー
青梅中央署 滑川町役場
帝東医科大学病院(悦子が精密検査を受けて入院した病院) 武蔵野赤十字病院
帝東医科大学病院(悦子の病室) 東映東京撮影所 No.6ステージ 303(おそらく)
御堂好子の東京大学卒業式の写真を撮った場所 東映東京撮影所 正門
右京が双葉(鮎川珠光と同学年)に話を聞いた場所 リーガロイヤルホテル東京
双葉と鮎川珠光が参加した同窓会の場所 リーガロイヤルホテル東京
御堂黎子と鮎川珠光が初めて会った場所 明治神宮外苑 いちょう並木
御堂好子と鮎川珠光が別れ話をした場所 明治神宮外苑 いちょう並木
美彌子が自宅に電話した時にいた場所 国会前の道
警視庁 廊下 川崎マリエン

<撮影場所ごとのまとめ>
箱根アルベルゴバンブー[HP]:右京らが監禁された建物
武蔵野赤十字病院[HP]:帝東医科大学病院(悦子が精密検査を受けて入院した病院)
三楽病院[HP]:悦子が救急搬送された病院(外観のみ?)
ホテル椿山荘東京[HP]:峯秋と悦子が話をした場所
川崎マリエン[HP][当ブログの記事]:警視庁(廊下)
滑川町図書館:関東法務局檜原支局 外観
滑川町役場:青梅中央署(外観、ロビー、捜査本部)、法務局窓口
リーガロイヤルホテル東京[HP]:右京が双葉(鮎川珠光と同学年)に話を聞いた場所、双葉と鮎川珠光が参加した同窓会の場所
明治神宮外苑 いちょう並木[当ブログの記事]:御堂黎子と鮎川珠光が初めて会った場所、御堂好子と鮎川珠光が別れ話をした場所
東映東京撮影所[当ブログの記事]:三楽病院(幸子と悦子が話をした場所)、帝東医科大学病院(悦子の病室)、御堂好子の東京大学卒業式の写真を撮った場所
国会前の道:美彌子が自宅に電話した時にいた場所

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