放送日：2009年11月18日
あらすじ
公式
米沢（六角精児）が見ていた鉄道マニア向けDVDに5年前に自殺した国土建設省の官僚・三島に似た男が映っていた。撮影日は三島の遺体が都内で発見される前日。しかもDVDに映っていたのは東京から60キロも離れた間宮村の駅。疑問を感じた右京（水谷豊）は尊（及川光博）とともに国土建設省へ。三島の同僚・片倉（中村繁之）に三島が発見前日に間宮村に行ってないか確認するが…。
三島はなぜ、間宮村に行ったのか？ なぜ翌日に死体となって発見されたのか？
真相を求めて右京と尊は間宮駅へと向かう！
ネタバレあり
- 米沢が見ていたDVDに5年前に自殺した国土建設省の官僚・三島に似た男を見つけて興味を持つ。撮影日は三島の遺体が都内で発見される前日、場所は間宮駅。
- 三島の同僚・片倉や間宮村で話を聞くが足取りつかめず。
- DVDに片倉の姿を見つけ、「間宮村にも行っていないし三島にも会っていない」というのはうそと判明。捜査一課が取り調べを行う。
- DVDで三島が持っていた苗木と森村シズ（養護老人ホーム「敬葉園」入居者、認知症）が育てている木の葉から江藤（「敬葉園」所長）が「三島に会っていない」というのはうそと判断。江藤に話を聞くと、「三島は何度か来た、言わなかったのは三島との約束、三島は立ち退かないで済むよう手伝いたいと言ってきた、5年前の9月16日にも来た」と説明。神戸が「いつまでも立ち退きに応じなければ強制徴用されたはずでそれを三島が知らないはずがない」と言うと、江藤は「私が立ち退き拒否している間に三島が動くという話だった」と言う。
- 片倉の取り調べに右京と神戸が乱入して「三島は談合を告発して建設計画そのものを見直させようとしていたのではないか」と聞くと、「三島の部下から間宮村に向かったと聞いて自分も行って三島と会って建設会社の人間と密会している写真を突き付けられた」ということは認める。
- 江藤を問い詰めて「江藤が三島を枯れ井戸に突き落として殺して遺体を運んだ」（事前に開発の情報を入手し、抵抗して値をつり上げて売るつもりだったのに三島が抗戦に「協力」（目的は建設計画の見直し）してきて邪魔だったため）ことを認めさせる。
- 当時の談合疑惑も明るみに出るが談合罪の時効は3年のため片倉は罪に問われず。
感想／気になる点など
- 右京「十日市線は単線です。つまり、1両の電車が往復する形で運行されています。」って、そこは「つまり」ではつながらないんじゃないの？ 単線でもすれ違うものはあるでしょ？ 何言ってるんだよ……
キャスト
水谷豊：杉下右京
及川光博：神戸尊
川原和久：伊丹憲一
大谷亮介：三浦信輔
山中崇史（山中たかシ）：芹沢慶二
山西惇：角田六郎
六角精児：米沢守
片桐竜次：内村完爾
小野了：中園照生
中村繁之：片倉渉（国土建設省課長？ 課長補佐？）
でんでん：江藤大（養護老人ホーム「敬葉園」所長）
村井克行：三島章（国土建設省）
笠兼三：沢村公平（国土建設省）
菊池佐玖子：森村シズ（養護老人ホーム「敬葉園」入居者）
二階堂千寿：吉田京子（養護老人ホーム「敬葉園」職員）
志水正義：大木長十郎
久保田龍吉：小松真琴
田村三郎：間宮村役場職員
鳥木元博：国土建設省職員？
ロケ地
| 劇中の場所 | 撮影場所 |
|---|---|
| 十日市線 | 真岡鐵道 |
| 間宮駅 | 寺内駅（真岡鐵道） |
| 国土建設省 | 富士通川崎工場 |
| 間宮村役場 | 市貝町保健福祉センター |
| 敬葉園 | 益子町尾羽の里交遊館 |
| 警視庁 内村が右京と神戸に捜査しないよう言った会議室 | 富士通川崎工場 |
| 森村シズの病室 | スタジオジニアス 池袋グリーンスタジオ |
| 森村シズが運ばれた病院（外観） | 昭和ふるさと村 |
| 料亭 美登里（片倉渉の談合時の写真を撮った場所） | 西円山 教学院 |
| ラストで右京と神戸が歩いた道 | 国会通り（都道301号線との交差点付近） |
＜撮影場所ごとのまとめ＞
益子町尾羽の里交遊館[HP]：敬葉園
昭和ふるさと村[HP]：森村シズが運ばれた病院（外観）
真岡鐵道[HP]：十日市線
寺内駅（真岡鐵道）：間宮駅
富士通川崎工場：国土建設省、警視庁（内村が右京と神戸に捜査しないよう言った会議室）
市貝町保健福祉センター：間宮村役場
スタジオジニアス 池袋グリーンスタジオ[HP]：森村シズの病室
西円山 教学院[HP]：料亭 美登里（片倉渉の談合時の写真を撮った場所）
国会通り（都道301号線との交差点付近）：ラストで右京と神戸が歩いた道
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