相棒7 第3話 「沈黙のカナリア」

放送日:2008年11月5日

https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_07/contents/story/0003/index.html
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あらすじ

公式

 議員会館の後藤新次議員(大沢健)の事務室で爆弾が爆発、政策秘書の中村(磯辺勉)が死亡した。厚生労働省の大臣政務官に就任したばかりの後藤。どうやら爆弾は祝いの贈り物にまぎれて送り付けられたらしい。だとしたら、あのチェックの厳しい議員会館をどうやって爆弾は通り抜けたのか?疑問を抱いた右京(水谷豊)は薫(寺脇康文)とともに現場へ。右京はその巧みなトリックを見抜くが…。テロか、怨恨か。事件に隠された真実とは?

ゲスト:眞島秀和 大沢健 磯部勉

ネタバレあり

  • 衆議院議員会館の後藤議員の部屋で爆破事件が発生。政策秘書の中村が死亡(後藤は命に別状なし)。公設秘書の松岡は、後藤に「偽善者 後藤新次に死の制裁を」という脅迫状が届いていたと脅迫状を見せる。
  • 爆発の位置から後藤への贈り物が原因と見られ、米沢によるとバイナリ式爆弾(2種類の物質を混合させることで爆発する爆弾)と思われる。
  • 右京は現場で胡蝶蘭と土を発見。胡蝶蘭の鉢には土は使われないため疑問に思い、「土と栄養剤によるバイナリ式爆弾」の可能性を思いつく。そこで配達をした種田が入館した時の映像を確認するが、栄養剤が確認できず。
  • 他の入館者を調べると、高本が「観葉植物保持作業」、中井が「観葉植物メンテナンス」で入館していたことが判明。館内の観葉植物を調べると黒い土と栄養剤の両方が入った鉢はなく、土と栄養剤がバイナリ式爆弾だったと目星をつける。
  • 高本と中井を連行。それぞれ派遣会社から仕事を受け、種田から作業の説明を受けたという(高本と中井は派遣会社に似せた偽サイトでの募集に応募していた)。調べると種田は日雇い派遣アルバイト(ワーキングプア)で偽名を使っておらず、捜査本部は自暴自棄になって後藤を狙ったのではないかと考える。
  • ネットカフェで種田が忘れたと思われる荷物が見つかり、中から議員会館の資料や脅迫状などが見つかる。また、USBメモリには後藤への恨み節や死を覚悟した内容の日記のようなものが。
  • 美和子は「後藤が狙われたのは皮肉、後藤の父親は元通産大臣で当時消えゆく石炭産業を残そうと尽力したので有名」と言う。
  • 右京は議員会館の資料(事務室の見取り図)が水でにじんでいることに疑問を持ち、ネットカフェで確認すると印刷物は水でにじまず、見取り図は家庭用のインクジェットプリンタで印刷されたもの、すなわち種田が印刷したのではないと見抜く。
  • 松岡は後藤に「例のものを警察が見つける前に押さえろ」と言われ、現場となった事務室を探して何かを見つける。そこに右京と亀山が来て、見取り図には「全室共用」と書いてあるのに水道の配管が通った柱が書かれていることから「見取り図を書いたのは日常的にこの部屋を使っている何者かで実は後藤ではなく中村を狙ったのではないか」と話をする。
  • 後藤は父親が死んで政界入りする前は結構やんちゃしており常連だった店の支配人が大麻で逮捕されていたことを知り、右京は「松岡の探し物もこれと関係あるのかも」と推理。
  • 後藤は大麻を吸っている写真を燃やし、「これを送ってきた相手と話をつけなければ」と言うが松岡は「相手は暴力団か何か、この件は時効だし自ら公表した方が」と進言。しかし後藤は隠し通すように命じる。
  • 右京と亀山が後藤に「大麻で逮捕された店長の店で過去に大麻を吸っておりそのことで脅迫されたが中村は自ら公表するように言ったのではないか」と質問すると後藤は否定。しかし松岡は後藤のいない場所で推測が合っていることを認める。
  • 右京と亀山は松岡に「未公開情報だが種田が逮捕された、現在取り調べ中なのでまもなく事件の全容も明らかになる」と伝える。
  • 松岡がある場所へ行くと何者かが倒れており、松岡を尾行していた右京は「種田ですね」と尋ねる。右京は「あなたは確かめずにはいられなかった、事件から今まで思惑通り死んだか確かめる機会はなかったはずだから」「ワーキングプアによる議員殺害未遂事件と見せかけて中村を殺害する計画、種田には議員会館の後に別の観葉植物をここに届ける仕事をさせた、あとは自分で爆発するスイッチを押すよう仕向けるだけ」と指摘、「後藤新一は消えつつあった石炭産業を守ろうとしており最新の保安設備を導入したが早々に爆発事故が起きた、その中にあなたの父親がいた」と中村を殺そうとした動機も指摘(中村は松岡の父親の不注意で事故が起きたことにしてくれと金を積んで頼み、それを受け入れた母親は町の人から「人殺し」などとなじられて自殺したことが根底にあった)。復讐する機会はこれまでにもあったはずと聞かれると、松岡は「すぐに復讐を果たすつもりが実際に会ってみると中村は穏やかな人物で優しさも厳しさも含めてかわいがってもらった、中村が先代からもらったという万年筆をもらった時に心のどこかに誇らしさを感じて最初の目的を忘れかけている自分に気付いた、僕の人生は復讐のためだけにあった」と説明。だが、松岡を秘書にしたいと言ったのは中村であり、その際中村は「これも運命かもしれない」と言ったことを教え、右京が「あなたが何者であるか知っていたのだろう、あなたを受け入れたのも罪の償いだったのかもしれない」と言うと松岡は泣き崩れる。
  • 右京は「かつて炭鉱にはカナリアが連れて行かれた、常に泣き続けるカナリアがガスに触れた途端沈黙してしまう、その様子で危険を察知するために連れて行くそう」という話を亀山にする。

感想/気になる点など

  • 爆破事件発生後、種田(容疑者)を探して、ネットカフェで荷物が見つかったとのことなんだけど、「事件の翌日、座席の下に置き去りにされていたのを、忘れ物として店で預かっていたそうだ」と三浦。だけど、この日はまだ事件当日のはずなんだよね。どうして「事件の翌日」以降の話というか、事件からかなり日が経っているような言い方になってるの? また、そこから見つかった日記みたいなメモは、10月10日から17日まで日付が確認できるけど、事件発生は10月13日かその前日って設定じゃないの? 少なくとも新聞記事では「(議員は)13日午後退院」とあり、種田の日記が今年のものなら、11月ってことになるけど……
  • 「NPA警視庁照会センター」って出てきたけど、「NPA」って警察庁の略称で、警視庁の略称はMPDじゃないの? このNPAって何?

キャスト

水谷豊:杉下右京
寺脇康文:亀山薫
鈴木砂羽:亀山美和子
益戸育江(高樹沙耶):宮部たまき
川原和久:伊丹憲一
大谷亮介:三浦信輔
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
六角精児:米沢守
片桐竜次:内村完爾
小野了:中園照生
眞島秀和:松岡京介(後藤の公設秘書)
大沢健:後藤新次(衆議院議員)
磯部勉:中村忠是(後藤の政策担当秘書)
立原麻衣:小谷妙子(松岡京介の母親)
仲恭司:木戸(警視庁公安部長)
犬飼淳治:種田正
志水正義:大木長十郎
久保田龍吉:小松真琴
顔田顔彦:中本信嘉(日雇いのアルバイト)
飛田光里:松岡京介(少年時代)
吉見幸洋:議員会館入口の警備員
田野良樹:議員会館の警備員
菊地真之:古賀(後藤の秘書)
大治幸雄:中井雅人(日雇いのアルバイト)

主な複数回出演者

相棒 複数の役で出演した人(シーズン7)
「相棒に複数の役で出たことのある人」、シーズン7出演分です。 第1話、第2話「還流」 西ノ園達大・所轄の刑事(相棒1 第5話)・三原健夫(沢村映子の夫)(相棒3 第10話)・神埼(ディレクター)(相棒4 第10話...

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