相棒3 第15話 「殺しのピアノ」

放送日:2005年2月23日

第15話
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あらすじ(ネタバレあり)

  • 調律師の幸田が舞台の上で有名ピアニストの柴をチューニングハンマーで殺害。ピアノの血痕を拭き取り、遺体を柴の自宅近くの崖下に捨てる。
  • 柴の遺体が見つかる。柴の妻に話を聞くと深夜1時ごろ(死亡推定時刻の直前)に携帯から電話があったという。
  • 傷口の生活反応から後頭部を殴られて死んだ後に崖下に捨てられたと判明。また、死ぬ直前に携帯を使ったのに所持品にはなく、電源が切られているという報告を聞き、右京は捜査本部を抜け出す。
  • 亀山が右京を探して高山ロイヤルホール(柴がリサイタルを行う予定だった会場)へ行くとピアノの音がして、見に行くと右京が勝手に弾いており支配人に怒られる。
  • 右京は「幸田が今朝4時まで調律をしたのに今まで帰らず残っていた」ことから調律し直さなければならないことを知っていたようだと幸田に目を付ける。
  • 右京は幸田に「柴と面識はないか」「柴は死ぬ直前に携帯電話を使っているが行方を知らないか」と聞くが幸田は知らないという。また、「この機会を逃すとこんなにいいピアノを弾く機会はないのではないか、調律前にもう一度弾かせてほしい」とピアノを弾かせてもらい、鍵盤の側面に血痕を見つけた幸田は焦って演奏をやめさせる(右京は血痕に気付いてその鍵盤を使う曲を弾いていた)。
  • 幸田が鍵盤の側面の血痕を消していると、客席に携帯電話を見つける。そこへ亀山が現れて客席で何かを探し始めると幸田は携帯電話を拾って隠す。そこに右京も来て、「やはり(携帯電話は)ここにはないのか」と言うと幸田は「先生の携帯電話がここにあるはずない」と怒る。しかし亀山は「探しているのは杉下の携帯」と言い、鳴らそうとすると幸田は「これじゃないか」と携帯電話を差し出す。
  • 米沢が会場に到着。調律中の幸田のところへ連れて行き、調べるとピアノの中から柴の携帯電話が見つかる。右京は幸田の持つチューニングハンマーで殴った拍子に柴は携帯電話を落としてしまったと指摘。また、「柴は殺される前に携帯電話の電源を切った可能性があったことから携帯電話を切らなければならないような所で殺された、そして初めてピアノを弾いた時音色に違和感を持ち二度目に弾いた時にソフトペダルの踏み込みが甘いことに気付いた」と幸田に疑いを持ったきっかけを語る。さらに、「殺害した動機は突発性難聴」と指摘。柴は幸田が調律する様子を見て突発性難聴に気付き「調律師はもう無理だ、僕のマネージャーにしてやろう」と言ってきたため幸田は殺したのだった(幸田も昔はピアニストになるのが夢だったがコンクールではいつも柴に敗れピアニストは諦めて調律師になったのにまた柴のせいでそれをつぶされそうになったため)。しかし右京は「調律師の仕事に誇りがあったのにその道具を血に染めた、もしかすると20年前も今も自分の夢に引導を渡したのはあなた自身だったのかもしれない」と語り掛ける。
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キャスト

水谷豊:杉下右京
寺脇康文:亀山薫
川原和久:伊丹憲一
山西惇:角田六郎
六角精児:米沢守
山中たかシ(山中崇史):芹沢慶二
小野了:中園照生
志水正義:大木長十郎
久保田龍吉:小松真琴
吹越満:幸田紀夫(調律師)
京晋佑:柴耕太郎(ピアニスト)
大林丈史:岩槻巧(高山ロイヤルホール支配人)
矢代朝子:柴悦子(耕太郎の妻、マネージャー)
田村三郎:高山ロイヤルホールの警備員
尾道凛:高山ロイヤルホールの職員
松橋朋潤:柴耕太郎(少年期)
谷井優貴:幸田紀夫(少年期)

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主な複数回出演者

相棒 複数の役で出演した人(シーズン3)
「相棒に複数の役で出たことのある人」、シーズン3出演分です。第1話、第2話、第3話「双頭の悪魔」山口剛・菅原謙次(逃亡中の覚醒剤の売人)(相棒2〜警視庁ふたりだけの特命係)・鹿手袋を刺した男(相棒3第1話)研丘光男・所轄の刑事(相棒1第7話...
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ロケ地

劇中の場所 撮影場所
高山ロイヤルホール 群馬県民会館[HP]
滝沢署(外観) タムラ製作所[HP]
滝沢署(捜査本部) 川崎マリエン 研修室[HP]
滝沢署(廊下) 東映東京撮影所 本館 廊下[地図]

<撮影場所ごとのまとめ>
群馬県民会館[HP]:高山ロイヤルホール
タムラ製作所[HP]:滝沢署(外観)
川崎マリエン[HP][当ブログの記事]:滝沢署(捜査本部)
東映東京撮影所[当ブログの記事]:滝沢署(廊下)

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