相棒7 第1話 「還流~密室の昏迷」

放送日:2008年10月22日

https://www.tv-asahi.co.jp/aibou_07/contents/story/0001/index.html
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あらすじ

公式

 警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は小野田(岸部一徳)に誘われ、代議士・瀬戸内(津川雅彦)の政治資金集めのパーティーに連れていかれる。そのホテルで偶然、高校時代の友人でNGOスタッフとして海外で活動している兼高(四方堂亘)を見かける薫。部屋を訪ねるが留守のためメモを残していくのだが…。ひとつの事件がきっかけで世界に波及し、意外な巨悪を暴き出す! 真相を掴みに灼熱のアジアへ向かう!

ゲスト: 津川雅彦 西岡徳馬

ネタバレあり

  • 右京と亀山は瀬戸内主催のパーティーに参加。亀山が途中でトイレに行った際、高校時代の友人の兼高(サルウィン共和国で井戸掘りなどのボランティアをしている)を見掛け、フロントから電話してもらうも応答なし。亀山はフロントが押した番号を盗み見ており、部屋(1006号室)まで行くがやはり応答なく、メモを残して立ち去る。
  • 翌日、兼高が遺体で発見される。バスタブは使った形跡はないものの血液反応があり、右京は「やはり計画殺人、兼高は頸動脈を切られているが犯人は兼高殺害後にシャワーを浴びて返り血を洗い流した」と推理。
  • フロントに確認するとチェックインした人物は帽子とサングラスで顔はわからず、宿泊カードの筆跡は兼高のパスポートとは一致せず。
  • 10階のエレベーターホールの防犯カメラの映像を確認し、兼高としてチェックインした人物を見つける(兼高より先に部屋に到着)。そのことから「兼高になりすましてチェックインした犯人は1006号室へ向かい兼高の到着を待つ、兼高は事前に部屋番号を知らされていただろうからフロントは素通りして部屋に向かった」と考える。その後、犯人と思しき人物がエレベーターに乗るところが映るが、行きと帰りでバッグを掛ける肩が左右逆になっていることから右京は別人ではないかと推理(映像を解析して別人の可能性が高いと確認)。右京は「警察がこの映像にごまかされて捜査しているなら逃走しないのが最も安全な方法、防犯カメラに映らずに犯行現場から逃げ出すためには同じ10階に部屋を取ればいい、デラックスツインの禁煙ルームは10階のみなので階を指定しなくても必ず10階になる」と指摘。
  • 1014号室を訪ね、「10階に連泊している部屋の指紋を調べている、犯人は接着剤か何かで指紋が付かないようにしていたと思われるがしっかり取るのに時間がかかる、取り残しには目をつぶって何かに触れたとしたら不自然な指紋が残ることになる」と、泊まっている小笠原の指紋を調べようとするが応じず、犯行を認めて任意動向に応じるが取調室では何も語らず。
  • 小笠原の携帯に電話がかかってくるが小笠原は取らず。
  • 任意同行のため被疑者の所持品検査ができず、伊丹は内村に逮捕を進言するが受け入れられず。
  • 右京と亀山は兼高が所属していたNGO団体のペリカンで話を聞くが、誰も帰国を知らなかったという。そこへ瀬戸内も現れる(ペリカンの代表が瀬戸内が師と仰いでいる人でその縁で一度兼高とも会ったことがあり、その時師は「いくら食料を寄越しても本当に助けが必要な人にはほとんど届かない」などと言っていた)。
  • 右京は「瀬戸内がパーティーを開いていたその夜に同じホテルの一室で兼高が殺された、これは偶然だろうか」と口にする。
  • 黙秘を続ける小笠原を伊丹が暴行。小笠原をけがさせ、三浦は「このまま放っておくと帰ると言い出すかもしれないがけがをさせたまま帰すのはまずいのでは」と内村に逮捕を進言、内村は逮捕を認める。
  • 伊丹らは小笠原の携帯を調べ、電話をかけてきたのが田坂(会社の部下)と確認。そこで会社に行くが、休みを取っていたおり搭乗名簿に名前があることが判明。急いで成田に向かうが飛行機は出発してしまう(小笠原は事前に「電話に出ずすぐに折り返しもなければ緊急事態と思え」と言ってあり、田坂は察して逃亡した)。
  • 殺害に使われたナイフや返り血を浴びた服が発見される。スーツが2着あり、右京は「2着というのは予想外、チェックインの時は薄いグレーのジャケットを着ていたはずで当然その服装のまま犯行に及んでいたと思っていたが違うようだ、返り血を浴びて駄目になることはわかっていたので事前に着替えるのは不思議ではないが(殺害時に着ていたスーツは)見たところかなり高級な部類のスーツ」と疑問を口にする。
  • 小笠原に聞くとスーツは2着とも自分のものと認める。そこで右京は「なぜ着替えたのか」と聞くが小笠原は答えず。
  • 右京と亀山は兼高の遺留品を調べ、手帳に「シンガポール 空」と書かれているのを見つけ、シンガポールへの渡航記録があることも確認。

第2話 「還流~悪意の不在」に続く。

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感想/気になる点など

  • 午後1時に遺体が発見されたのに、1時8分くらいに伊丹から亀山に電話。
  • 午後1時にホテルの人が発見して通報した事件が、その日の夕刊の1面に載るものか? もちろん、載せることは可能だろうけど、載せられるのは「どこどこで殺人事件発生」くらいのことで、殺された人の素性とか、警察だってすぐに発表するわけないだろうし、載せるのは無理なんじゃない?
  • 兼高の宿泊カードに書かれている番号に電話したら「ツーッ ツーッ」という音で右京は「携帯の番号もでたらめですね」って言うけど、使われていない番号だったら「お掛けになった電話番号は……」ってメッセージが流れるんじゃない?
  • 昼は会社の固定電話からかけたのに、夜は会社にいるのに携帯から。
  • 田坂のところに行ったのは9月27日(土)のはずだが、普通に出勤日? 「超大手」の商社が週休2日じゃないの?
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キャスト

水谷豊:杉下右京
寺脇康文:亀山薫
鈴木砂羽:亀山美和子
益戸育江(高樹沙耶):宮部たまき
川原和久:伊丹憲一
大谷亮介:三浦信輔
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
六角精児:米沢守
神保悟志:大河内春樹
志水正義:大木長十郎
久保田龍吉:小松真琴
片桐竜次:内村完爾
小野了:中園照生
岸部一徳:小野田公顕
西岡德馬:小笠原雅之(富司商事非鉄金属本部部長)
四方堂亘:兼高公一(NGO団体職員)
織本順吉:京極民夫(NGO団体代表)
中山一也:田坂晋一(富司商事非鉄金属本部、小笠原の部下)
蜷川みほ:恭子(NGO団体スタッフ)
魏涼子:ホテルのフロント
木村靖司:ホテルのフロント
宇納佑:ホテルの警備員
西ノ園達大:山口(NGO団体スタッフ)
曽根悠多:捜査一課?刑事(小笠原の取り調べ)
広田正光:ホームレス
春延朋也:ゴミからスーツや凶器を発見したホームレス
高瀬尚也:奥田(NGO団体スタッフ)
真田あゆみ:恵美子(NGO団体スタッフ)
鈴木麻衣花:佐知子(NGO団体スタッフ)
酒井かおり:
津川雅彦:瀬戸内米蔵

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主な複数回出演者

相棒 複数の役で出演した人(シーズン7)
「相棒に複数の役で出たことのある人」、シーズン7出演分です。第1話、第2話「還流」西ノ園達大・所轄の刑事(相棒1第5話)・三原健夫(沢村映子の夫)(相棒3第10話)・神埼(ディレクター)(相棒4第10話)・山口(NGOスタッフ)(相棒7第1...
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ロケ地

劇中の場所 撮影場所
警視庁 廊下 川崎マリエン
警視庁 会議室 川崎マリエン 第1会議室
瀬戸内がパーティーを開いたホテル(外観、入り口) ホテル プリンセスガーデン
阿賀野東高校の同窓会で行った旅館 元湯 玉川館
衆議院議員会館(外観、廊下) 茨城県市町村会館
富司商事 thinkpark tower
警視庁 地下駐車場 さいたまスーパーアリーナ 地下関係者駐車場
警視庁 刑事部長室 川崎マリエン 第6会議室
NGOペリカンの入っているビル 江原ビル(神田司町)
サルウィン日本大使館(内部) メゾン ポール・ボキューズ
警視庁 伊丹と三浦が話をした部屋 川崎マリエン 研修室
光和大学病院 埼玉精神神経センター
伊丹と芹沢が空港に向かう途中で通った道 都道14号線(高井戸付近 上り)
ホームレスがナイフなどを見つけた場所 都道302号線(中央線と交わる辺り)

<撮影場所ごとのまとめ>
元湯 玉川館[HP]:阿賀野東高校の同窓会で行った旅館
川崎マリエン[HP][当ブログの記事]:警視庁(廊下、会議室、刑事部長室、伊丹と三浦が話をした部屋)
埼玉精神神経センター[HP]:光和大学病院
さいたまスーパーアリーナ[HP]:警視庁(地下駐車場)
メゾン ポール・ボキューズ[HP]:サルウィン日本大使館(内部)
ホテル プリンセスガーデン[HP]:瀬戸内がパーティーを開いたホテル(外観、入り口)
茨城県市町村会館[HP]:衆議院議員会館(外観、廊下)
thinkpark tower[HP]:富司商事
江原ビル(神田司町):NGOペリカンの入っているビル
都道14号線(高井戸付近 上り):伊丹と芹沢が空港に向かう途中で通った道
都道302号線(中央線と交わる辺り):ホームレスがナイフなどを見つけた場所

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