水谷さんと寺脇さんのインタビューを読んで

いくつか水谷さんと寺脇さんのインタビュー、対談がありますが、気になったものをいくつか紹介。

「相棒」右京×薫コンビの復活は運命 水谷豊&寺脇康文、DNAに刷り込まれた信頼関係|シネマトゥデイ
水谷豊主演の人気刑事ドラマ「相棒」に、14年ぶりに初代相棒・寺脇康文が帰ってきた。長寿番組とはいえ、卒業したキャストがレギュラーとして復帰するのは極めて珍しいことだろう。

 寺脇もまた、衝撃は無かったという。「もちろん驚きはしました。薫は警察を辞めていたので、もう特命係に戻ることはないと思っていましたから。でも、右京と薫の信頼関係はDNAに刷り込まれていました。そのうえで、僕と豊さんが別のところで人生経験を積んだことが、とてもいい形で出ていると思います」と語ると、水谷も「こんなにも違和感なく再会できるのか、という印象でした。事前の打ち合わせはしなかったのですが、自然に会えましたね」と二人の再会シーンを振り返った。

寺脇さんは「右京と薫の信頼関係はDNAに刷り込まれていました」と。じゃあ、シーズン21初回での「こざかしい推理なんていりません」という言葉は何でしょうか?

 右京と薫の関係性について改めて聞くと、寺脇は「箇条書きにするようなことではないですけど、二人の根底にある正義に対する思いは同じだと思います」と断言。水谷も「それに右京は、亀山くんを見ていると自分にないものがわかります」とうなずきながら答える。

また、「二人の根底にある正義に対する思いは同じだと思います」とも。だったら「場合によっては(アイシャを殺す)」なんて言葉は出なかったのではないかと思いますが。

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水谷「基本は変わっていません。それぞれ自分の中にずっと変わらないもの、変わらない方がいいものってありますよね。僕はまだせりふでは言っていないけど、亀山くんに『君、変わりませんね』って一番言いたい(笑)」

寺脇「本当にそうですね。変わろうとしたって変われないし、計画を立てて変わるものでもないし」

うーん、視聴者の評価というか印象は「亀山は変わってしまった」というもので、それで「残念」と言う人もいれば「14年も経てば変わって当たり前」と言う人もいましたが、「亀山は変わっていない」と思った人は少ないのではないかと思います。
でも、作る側の認識ははそうではないようですね。

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