試合開始早々、微妙なプレーが。
状況を説明すると、
1回表、無死一塁。
打者:小深田
一塁走者:村林
右翼手:末包
一塁手:モンテロ
- 村林の打球はライナー性の打球で落ちるかどうか微妙なところ、村林はハーフウェイで様子をうかがう。
- 末包が捕球。末包は直接捕球(完全捕球)と判断、一塁へ送球。村林も同様に判断して一塁へ戻る。しかし一塁塁審はセーフ(フェア)のジェスチャー。
- 一塁へはまず小深田が到達(その後村林が近づいてきたためいったんベースから離れる)。そして末包からの送球を取ったモンテロが一塁を踏み、その後村林が一塁に帰塁。ベンチの指示もあってモンテロは村林にタッチもする。二塁塁審は小深田をアウト、村林をセーフと判定(おそらくは「小深田が一塁に到達していない」と判断してモンテロが一塁を踏んだ時点で小深田をアウトとし、村林はその後タッチされても一塁の占有権があるためセーフと判定)。
- 新井監督がリクエストを要求(わざわざ一塁の判定についてリクエストがあった旨場内アナウンス)。
- 映像を見ると、末包は直接捕球(完全捕球)しているように見える。
- 審判団が出てきて、「村林アウト、小深田セーフ」と判定を変える(モンテロが一塁を踏む前に小深田が一塁に到達していたため小深田はセーフ、その後タッチされた村林がアウト。この場合小深田に一塁の占有権があるため)。判定が変わったため、リクエストの回数は消費されないこともアナウンスされる。
判定理由については推測ですが、流れはこんな感じ。
カープファンとしては「いやいや、見るべきはそこじゃないでしょ」と思います。そもそも新井が「一塁の判定」に対してリクエストしたというのが間違いで、末包が直接捕球したのかどうかをリクエストすべきだったのだ、と。
だとしても、映像を見る限りは末包は直接捕球をしており、審判はリクエストがなくても自分たちの権限で映像で確認することができるので、間違っているとわかったら正してほしいと個人的には思います。
で、今回の件とは少し違いますが、リクエストについて常々疑問に思っていること。
今回のように無死か1死で一塁に走者がいる場合で、ライトやセンター前の落ちるかどうか微妙な打球。これは判定によって走者の動きは変わり、最初の判定が変わったらその後の判定はどうするの?ということ。
今回は外野手(末包)も走者(村林)も一塁塁審のジャッジではなくセルフジャッジで動いたわけですが、一塁塁審はセーフとジャッジして走者は二塁へ進んで外野手は一塁に投げた場合、当然最初の判定ではセーフになるのですが、これでリクエストで打球は直接捕球だったと判定が変わった場合、一塁走者の扱いはどうなるのか、ということです。「まあハーフウェイで待ってたし戻れたでしょ」とするのでしょうか?
あ。4回表にもリクエスト。あれ、アウトでしょ。そこから盗塁され、シングルヒットで点を取られる。リクエストで見ている映像はめちゃくちゃ画質が悪いとかじゃないと理解できないことがよくあるけど、どうにかならないものか。
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