相棒24 第9話 「カフカの手紙」

放送日:2025年12月17日

第9話|ストーリー|相棒 season24|テレビ朝日
テレビ朝日『相棒season24』番組サイト「ストーリー」ページ。2025年12月17日(水)よる9:00~放送【第9話】あらすじ。
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あらすじ(ネタバレあり)

  • 3千万円を抱えた男性の遺体が見つかる。伊丹らは殺人と考えるが、遺体に外傷はなく事件性はない病死と益子は考える。それを聞いて伊丹らは撤収するが、右京と亀山は調べる。
  • 解剖の結果、直接の死因は心筋梗塞だったががんが進行していて末期の状態だったという。札を調べた結果旧札も多く、右京は「30年以上手元でため込んでいた金」と考える。
  • 右京と亀山が公園で聞き込みをして、似顔絵を見せると「カフカさん」と呼ばれる人物(本名不明)で、その公園で子ども(伊藤美香)がなくしたぬいぐるみを一緒に捜したり「そのぬいぐるみからの手紙」を読んだりしたという。右京はそれを聞いて「カフカの手紙(フランツ・カフカの逸話)そのまま」と言う。
  • カフカさんが書いた手紙を見せてもらう。また、「あの公園では先月くらいから見るようになった、プライベートなことは聞いてない、手紙の便箋は公園のカフェで買ったと思う」という。
  • 公園のカフェの店主に話を聞くと、「2週間ほど前に来た、会話らしい会話はしなかったのでよくわからない」という。
  • 益子から「指紋から大原隆一(バブル期に仕手集団を率いて株価操作で莫大な利益を得た男)」と連絡が入る。
  • 角田によると「大原は星川誠(銀龍会の大幹部)の何億という個人資産を溶かしたため星川が激怒して暗殺部隊を作ったとうわさになった、大原はこつ然と姿を消したが死体も出なかったので捜査も行われなかった」という。そこに伊丹らも来て「多少の協力はやぶさかではない」と言葉を残す。
  • 大原の記事を書いた村沢榮治は美和子の帝都新聞時代の先輩」という伝手で村沢榮治に会い、銀龍会の取り立てが厳しくて別れた妻が自殺したことや文学に造詣が深かったという話を聞く。
  • 美香から「大きなビルの工事現場で働いている」と言っていたという話を聞く。
  • 右京は遺留品のティッシュから工事現場の場所を推測。伊丹らが聞き込みに行き、「内山」と名乗っていたとわかる。
  • 西本警備へ行き、西本省吾から「大原は私の幼なじみだった、『あいつらに見つかったら殺される』と頼み込まれたが当時は会社も小さく遊ばせる余裕はなかったので偽名(内山洋)で働いてもらうことにした、奥さんが自殺したのを知ったのは亡くなって5年してからでその後娘の美幸を捜し始めて10年ほどで諦めたようだったが半年前にまた捜し始めた(おそらく死期を悟ったため)、行方はわかったが今更父親なんて名乗れないと言っていた」という話を聞く。給料は出していたが偽名では口座も作れないということから死亡時に持っていた金は働いてためた金と推測。また、大原の部屋を見せてもらい、調査報告書を発見。
  • 公園のカフェへ行き、店主が大原の娘(美幸)と確認。「大原はあなたたちを捨てたのではなく連絡が取れなくなってしまった、35年経ってようやくあなたを見つけ出した、なかなか声を掛けられなかったけど便箋と封筒を買うという理由を見つけて店に入った」と話す。また、美幸は店を閉めるのは夫の借金のせいだと話すと「最近ここにも借金取りが来たのではないか、それを見た大原がいったん自分の部屋に戻って隠し持っていた金をあなたの届けようとしたがその途中で死んだ、親子関係が証明されれば遺産として相続できる」と説明。しかし美幸は「そんな金いらない、(遺体も)勝手にして」と返す。それに右京が「どうして大原だと思ったのか」と聞くと「記憶はほとんどないが寝る前に物語を聞かせてくれたことを覚えている、その声でそう思った」と答える。右京は「店名(エアツェールング)はドイツ語で物語という意味、どれほど憎んでいても大原に聞かされた物語があなたの支えになっていたと思える」と言うが美幸は「もう帰ってください」と突き放す。
  • 後日、美幸は遺骨を引き取ると言ったが遺産相続は放棄したという連絡が入る。
  • 美香への手紙を右京が書き、亀山が読んで聞かせる。
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感想/気になる点など

  • 勝手に人の名前で手紙を書いてしまうのはどうかと思うけど。カフカさんがお辞儀していたということはそれでいいということなんだろうけど、子どもだって筆跡で別人とわかるんじゃないの? 「天国にいる」と書いているから死んだというのはさすがにわかるのか?
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キャスト

水谷豊:杉下右京
寺脇康文:亀山薫
森口瑤子:小出茉梨
鈴木砂羽:亀山美和子
川原和久:伊丹憲一
山中崇史:芹沢慶二
山西惇:角田六郎
篠原ゆき子:出雲麗音
田中隆三:益子桑栄
小須田康人:大原隆一(カフカさん)
宮本真希:中北美幸(エアツェールング(公園のカフェ)店主、大原隆一の娘)
大滝寛:西本省吾(大原隆一の幼なじみ)
工藤俊作:村沢榮治(大原隆一の記事を書いたフリーライター、元帝都新聞記者)
寺川里奈:伊藤夏希(公園にいた女性)
詩歩:山岸良枝(公園にいた女性)
新貝文規:西本文哉(西本警備 社長(?)、省吾の息子)
秋山加奈:伊藤美香(公園でぬいぐるみ(ぷーちゃん)をなくした子、夏希の娘)
細田喜子:中北紀子(大原隆一の元妻)
諸林めい:大原美幸(幼少期)
谷充義:中北紀子から取り立てをした借金取り
ショウヤ:
中津川巧:伊丹らが話を聞いた工事現場の警備員(右)
中原崇詞:
相澤大翔:新聞配達員
原布助
関田宗史

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主な複数回出演者

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今週の東映東京撮影所

  • 大原隆一逮捕時の写真を撮った場所はおそらく本館の階段。あの写真だけでは断言はできないのですが。
  • 村沢榮治が大原隆一と最後に会った場所はGスタジオとNo.3ステージの間。よく使われる場所で、Stereo Sound ONLINEの記事の中ほど、「下写真の路地裏も~」とキャプションが入っている写真の辺りです。
  • 大原隆一が警備員をしている回想シーンの工事現場は大森坂。わざわざこのコーナーを読んでいる人には説明不要と思いたいですが、このドンブラザーズの動画に出てくる坂です。
  • 大原隆一が泣いている回想シーンの工事現場も撮影所だとは思いますがどこかは特定できず。工事現場や雨という状況から大森坂の近くという気はするのですが。
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見逃し配信(無料)

https://tver.jp/series/sr9nwp97r5
第9話「カフカの手紙」|相棒 season24|テレ朝動画
住宅街の一角で、3000万円の現金が入った紙袋を持った老人(小須田康人)が死亡しているのが発見された。捜査一課は遺体の状況から事件性はないと判断し、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)に身元の確認を押し付ける。捜査を進めると、老人は子供たちから「カフカさん」と呼ばれていたという情報が!文豪・カフカの逸話になぞらえ、人形を無く...

視聴期限:2026年1月1日 21:00まで

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次回予告

第10話<元日スペシャル>|ストーリー|相棒 season24|テレビ朝日
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2026年1月1日(木)よる9:00~11:15
元日スペシャル
第10話「フィナーレ」

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